スマイル矯正歯科BLOG

2022.10.30更新

綺麗な歯並び

 


歯列矯正をするにあたって、その方法に頭を抱える方が多くいらっしゃいます。
代表的なものに「ワイヤー矯正」と「インビザライン」があり、一番の見た目は治療中の見た目と言えるでしょう。
今回は見た目以外の相違点や、両者が持つ治療時のメリットとデメリットを詳しく解説します。

 


インビザライン
メリット
・透明の装置で第三者に知られにくい
・口腔トラブルになりにくい
・装置による違和感や痛みが比較的少ない


デメリット
・重度の不正歯列や不正咬合の場合、適用できない可能性がある
・食事とブラッシングの際以外は、原則装置をつけておく必要がある
・ちょっとした飲食でも装置を外さなければならない
・装置が変形、紛失しないよう管理しなければならない

 


ワイヤー矯正
メリット
・幅広い症例に対応している
・長年の実績があるので信頼度が高い
・用いる装置によっては、治療期間を大幅に短くできる


デメリット
・食事やブラッシングがしにくい
・口腔トラブルを起こすリスクがある
・装置が口の粘膜を傷付け、口内炎ができることがある
・表側矯正の場合、装置が目立ちやすい

 


どちらにすべきか判断できないときは?
インビザラインとワイヤー矯正には、先述した通りそれぞれ違いがあります。
ただ、どちらにすべきか決めかねていても、症例によっては一方の矯正方法しか選べないことがあるので注意してください。診察や検査の結果、対応できる方法に限りがある場合は歯科医師から患者さまにお話しします。
「この方法で歯並びを整えたかったのに、いざ検査をしたら選択肢が狭まった…」とガッカリすることがないよう、歯列矯正を検討中の方はまず歯科医院を受診しましょう。
複数の選択肢を提示された場合は、今回紹介した内容を参考にしながら、自分に合った方法を検討してもらえれば幸いです。

 


まとめ
歯列矯正の選択肢は、大きく分けて2種類あります。
症例によっては選べないこともあるので、まずは信頼できる歯科医院で診察・検査を受けてください。
その上で、自分にとってベストの矯正方法を選択しましょう。

投稿者: スマイル矯正歯科

2022.10.20更新

歯が痛い男性


今回も引き続き「奥歯のインプラント」をテーマに取り上げ、治療のメリットやデメリットを解説します。補綴治療を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

 


治療のメリット
インプラントには、義歯やブリッジにないメリットが複数あります。魅力を理解し、補綴治療の新たな選択肢として加えてはいかがでしょうか。


1.天然歯のような噛み心地を実現できる
一般的に義歯は2~3割程度、ブリッジは6割程度の噛み心地しか実現できないと言われています。しかしインプラントの場合は、天然歯と同等の噛み心地を実現できます。食事の際に、違和感が生じる心配がないでしょう。


2.義歯に比べて違和感や痛みが少ない
歯の土台がない義歯は、強く噛んだときに歯茎へ当たって痛みが生じがちです。義歯が歯に合っていない場合、顕著に痛みが出るでしょう。
一方でインプラントは、歯槽骨へ埋入した土台に人工歯が乗っています。そのため強く噛んでも、違和感が出たりずれたりする心配がありません。


3.咬合のバランスが改善される
噛み合わせの高さは、奥歯で決まることをご存知でしょうか?そのため奥歯を欠損すると、噛む力が偏ってバランスが崩れます。結果的に頭痛や肩こり、顔のゆがみなどを引き起こすでしょう。
ほかの補綴方法で治療をした場合、噛む力が不十分であることから偏りを解消できない可能性があります。しかし天然歯のような噛み心地を実現できるインプラントの場合、時間の経過とともにバランスを整えられる可能性が高くなります。


4.発音や発声がしやすくなる
奥歯を欠損すると、その部分から息が漏れて「ラ行」や「イキシチニ~」といった「イの段」の発声がしにくくなります。これはほかの補綴方法でも改善されますが、義歯の場合は会話の最中にずれる可能性があります。インプラントはしっかりと固定されているので、そのような不安を感じることなく会話が楽しめるでしょう。


5.顎骨吸収を予防できる
歯を欠損すると、歯根を通じてその部分に刺激が与えられなくなるので歯槽骨が徐々にやせていきます。刺激があるうちは防げていた骨吸収が、どんどん進行するのです。
ほかの補綴方法も歯根がないため、顎骨へ刺激が伝わりません。インプラントは顎骨と人工歯根ががっちりと結びついているため、刺激が伝わり歯の健康を維持できるでしょう。

 


治療のデメリット
どのような治療にも、メリットとデメリットの両方があります。よく理解し、自分がよいと思える治療法を選択しましょう。


1.自由診療で治療費が全額自己負担となる
インプラント原則、保険適用外の治療です。本数が増えれば増えるほど、治療費は高額になるでしょう。その点、義歯やブリッジは材質次第で保険が適用されます。
費用を第一に考える方は、ほかの治療法にも着目してみてください。


2.治療が長引く可能性がある
歯槽骨へインプラント体を埋入したら、うまく結合するまで3ヶ月程度の経過観察が必要です。
また骨造成が必要となると、1年近くかかることもあります。これも、インプラントならではの懸念点といえるでしょう。


3.骨量不足の場合は骨造成が必要
事前検査で骨量や厚みが不足しているとわかったら、先に骨造成をしなければなりません。歯科医院によっては骨移植や骨造成に対応していないこともあり、転院が必要になるケースもあります。

 


まとめ
スマイル歯科クリニックでは、患者さまの色々なニーズにお応えできるよう最新機器を導入しています。CTを用いて事前検査を行い、骨造成(GBR法)が必要な場合は当院の医師が責任を持って処置いたします。
また「ショートインプラント」といって、これまでより短いインプラントも取り扱っています。
幅広い症例に対応していますので、補綴治療を考えている方はぜひ一度ご相談ください。

投稿者: スマイル矯正歯科

2022.10.10更新

笑顔の夫婦

 


むし歯や歯周病といった口腔トラブルで奥歯を失くした場合、これまでは義歯やブリッジで補うのが一般的でした。しかし近年は、インプラントを選択する方が増えています。違和感や噛みにくさなど、従来の補綴治療にあったデメリットを解消してくれるのが、まさにこの治療です。
今回は奥歯のインプラントについて、ほかの補綴方法との違いとともに解説します。

 


奥歯をインプラントにするときの注意点
まずは、治療時と治療後における注意点をそれぞれ解説します。


治療時に気を付けるべきこと
何より重要なのは、事前のカウンセリングをきっちりと受けることです。独断で治療をするのではなく、患者の悩みや質問に丁寧に答えながら話を進めてくれる歯科医師のもとで治療を受けましょう。
とくに糖尿病や貧血、心疾患や骨粗しょう症などの既往歴がある方は要注意です。症状や服用中の薬の種類によっては、すぐに治療へ移行できないことがあるためです。喫煙習慣も、治療を左右する要因となりうるので注意してください。
もう一点、歯科医院の衛生管理や検査体制も大切なポイントです。インプラントは外科手術を伴うため、治療前にはCT検査が欠かせません。血管や神経の位置を把握しておかなければ、手術中に傷付けて感染を起こすリスクがあるためです。

もちろん、それと同時に歯科医師の高い技術も必要不可欠です。医療器具や検査の体制が整っており、かつ高い技術と豊富な経験を持った歯科医師を見つけましょう。


治療後のポイント
治療後に注意すべきなのが「インプラント周囲炎」です。症状が歯周病に類似しており、はじめは埋入したインプラントの周りの粘膜が炎症・出血を起こします。
腫れが進行するにつれて粘膜との隙間が深くなり、粘膜から膿が出て、やがてインプラントが脱落するでしょう。一般的な歯周病に比べて、進行速度が速いという特徴が見られます。
インプラント周囲炎は、歯垢(プラーク)や歯石に加えて歯ぎしりも原因となり得ます。日々のブラッシングを徹底しつつ、定期健診を受けてプロによるクリーニングを受けましょう。悪習癖やインプラントの以上の有無を、定期的に確認してもらうことが大切です。

 


ほかの補綴方法について
ほかの選択肢として挙げられるのが「義歯」と「ブリッジ」の2種類です。
それぞれの特徴を紹介します。


義歯(入れ歯)
欠損部分に人工歯を補う治療です。土台を埋め込むわけではないので、残存歯にバネを掛けて人工歯を支えなければなりません。原則としてどの位置の歯にも対応でき、保険適用で治療できる点がメリットです。また患者さま自身で着脱可能なので、比較的容易にメンテナンスができます。
一方で義歯には、独特の締め付け感があるので生活しづらいと感じることがあります。また天然歯の2~3割程度しか噛めないため、うまく適合しないと痛んだり外れたりするでしょう。さらに義歯の場合は、顎骨へうまく刺激を与えられません。その結果、骨が徐々にやせて口元の印象が少しずつ変化していきます。


ブリッジ
その名の通り、欠損部分の両端の歯を土台として「橋のように」歯を掛ける方法です。最奥の歯を失くした場合、奥に土台がないのでブリッジは選択できません。義歯に比べて安定感があり、噛み心地に違和感が生じにくいという利点があります。また材質によっては、保険適用で治療できるでしょう。
ただブリッジは、土台となる歯に大きな負担をかけます。まず治療の段階で、土台となる歯を削る必要があり、細菌感染のリスクが少なからず生じるでしょう。健康な歯を削るということに、抵抗がある方もいらっしゃるはずです。また過ごしているうちに土台へ力がかかって痛みが出たり、構造上どうしても生じる隙間が口腔トラブルを引き起こしたりするというデメリットも挙げられます。

 


奥歯と前歯の治療は何が違う?
奥歯と前歯とでは、治療にどのような違いがあるのでしょうか。
答えはズバリ「治療の難易度」です。
前歯の顎骨は骨量が少ないため、埋め込んだインプラントが定着しにくいという難点を抱えています。もし骨量が不足している場合は、骨造成術などで骨を増やす処置が必要です。
そのため一般的には、奥歯に比べて難易度が高いといえるでしょう。

 


インプラントができない症例とは?
インプラントはさまざまな点に優れた補綴治療ですが、中には適用できない症例もあります。
代表的なものとして挙げられるのが、骨粗しょう症などによる顎骨のもろさの問題です。埋入しても固定できないため、治療を断念せざるを得ません。また服用できる薬が限られる妊婦や、骨格が未完成の子どもも治療が困難です。
さらに糖尿病や貧血、心疾患などの既往歴がある方もすぐに治療できない可能性があります。内科のかかりつけ医と連携し、適切なタイミングで治療を始める運びとなるでしょう。
インプラントが定着しにくく、インプラント周囲炎を起こすリスクが高いとされる、喫煙習慣のある方も要注意です。事前のカウンセリングで正直に話し、今後どのような計画で治療を進めていくのか歯科医師と話し合いましょう。

 


まとめ
奥歯の補綴治療について、挙げられる選択肢や注意点を紹介しました。
次回は、インプラントのメリットとデメリットを中心に解説します。ぜひご覧ください。

投稿者: スマイル矯正歯科

2022.09.30更新

 検査

インプラント治療を希望する方には、まずカウンセリングや精密検査を行います。
レントゲンや歯科用CTを用いて顎骨の状態や形状をチェックし、結果をもとに治療計画を立てるという流れです。
具体的にどのような検査を行うのか、詳しく解説しましょう。

 


顎や口の中の検査
視診と触診を行い、残存歯や口腔内全体の衛生状態、歯並びや噛み合わせ、口腔トラブルの有無、欠損部の状態などをチェックします。
あわせてインプラントに悪影響を与えうる、歯ぎしりや顎関節症、口腔内乾燥性などの危険因子がないかどうかも確認します。
検査の内容が少し多いと感じた方もいるかもしれませんが、事前に患者さまの口腔内を把握することは非常に重要です。確認を怠って治療を進めると、のちのち大きなトラブルを引き起こすリスクがあるためです。
例えば、歯と歯肉の境目にある「歯周ポケット」と呼ばれる溝を測定しますが、溝が深いと歯周病が進行している可能性があります。またプラークや歯石が歯に多く付着していると、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
これらに該当する場合は、初めにむし歯や歯周病の治療を実施したのち、インプラント治療へ移行する流れになります。

 


模型を用いた検査
患者さまの歯型を取り、診断用の模型を作製します。
完成した模型をもとに、欠損部の形状や大きさに異常がないか確認します。
インプラント体をどこに何本埋め込むか、といったことも、模型上でチェックできます。

 


各種X線検査
X線を用いた画像診断で、歯槽骨の状態を確認するという検査です。まず、外側から撮影する「パノラマX線検査」では、口腔内全体をチェックします。次に薄いフィルムを口腔内へ入れる「デンタルX線検査」では、部分的な確認ができます。
いずれも写真はデジタル化されるので、診察室やカウンセリングルームで患者さまと一緒に確認できます。普段は見えない口腔内の状態を、患者さま自身が把握できるきっかけにもなるでしょう。


また歯科用CTでは、顎や顔の解剖学的構造や口腔内の状態を3Dで確認できます。歯槽骨の状態も立体的にわかるので、手術できる状態であるか否かが瞬時にわかるでしょう。血管や神経が通っている場所や、骨造成の必要性なども正確に把握できます。
なお歯科用CTは、全身用CTの10分の1の被ばく量とされています。仮に365日浴びても健康被害が起こる心配はないので、どうぞご安心ください。


ここまで色々と検査の内容を紹介しましたが、これらの検査で得られたデータをもとに、インプラントをどこへどのように埋入すべきか判断します。デジタルデータだけでなく、模型も活用することで、状態をより正確に確認できます。
十数年前は歯科用CTを用いる歯科医院が少数でしたが、近年は多くの歯科医院で導入されています。
スマイル歯科医院でも歯科用CTを取り入れており、安全かつ正確な治療計画の作成に努めていますのでご安心ください。

 


機器を用いたシミュレーション
近年コンピュータを用いた、インプラント体埋入のシミュレーションが普及しています。
CT撮影による複数のデータを画像処理し、コンピュータ上で平面的・立体的にシミュレーションするのです。
詳しい手順を紹介します。


【シミュレーションの手順】
1.上顎の骸骨で鼻腔・上顎洞・切歯管、下顎の骸骨でオトガイ孔・下顎管・口底部の解剖学的位置を、平面的・立体的にチェックする
2.どの種類、大きさのインプラントを、どこへ何本埋入するのか検討する
3.アバットメントの種類や大きさ、角度や深さなどを検討する
4.被せ物の様式を決め、骨造成や移植の必要性があるかどうか確認する
5.外科手術の実施
検査で得たデータをもとに、いかに正確な治療計画を立てるかという点が重要なポイントです。患者さまへの負担軽減にもつながるでしょう。

 


まとめ
インプラントを行う場合は、事前に様々な検査が必要です。少し大変かもしれませんが、安全かつ正確な治療計画の提案には欠かせないプロセスです。
少しでも患者さまの負担を減らせるよう、スマイル歯科クリニックでは丁寧な説明と対応を心がけています。インプラント治療を検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。

投稿者: スマイル矯正歯科

2022.09.20更新

入れ歯


今回も引き続き「インプラント」をテーマに取り上げ、予防法について解説します。


ダメになる前に予防を!
インプラントを長持ちさせるには、口の中を清潔に保つことが一番です。そのために必要なことを、詳しく解説します。


定期的なメンテナンス
インプラントの周囲の歯や歯肉にプラークがつくと、感染症を起こして脱落する可能性があります。「インプラント治療が完了したから終わり」ではなく、その後も定期的に歯科健診を受けて口腔内を清潔に保ちましょう。歯科健診では、専門の器具を用いた歯科クリーニングを受けられます。自宅のブラッシングでは対処できない、歯石もキレイに落とすことが可能です。また、色々な感染症の早期発見にもつながります。
先延ばしにせず3~6ヶ月に一度を目途として、定期的に受診しましょう。


このような悪習癖や日常習慣はありませんか?
埋め込んだインプラントは骨と結びつくことで、天然歯のような咬合力を手に入れます。
骨を弱くする悪習癖や、日常習慣は極力減らすよう努めましょう。

具体的に、次のようなものが挙げられます。


・食いしばりや歯ぎしりなどの悪習癖


食いしばりや歯ぎしりは、患者さま自身が無自覚のケースが大半です。第三者から指摘された場合は、早めに歯科医師へ相談しましょう。
マウスピースの装着などにより、症状を改善できる場合があります。


・喫煙習慣


喫煙の習慣がある方はインプラントが骨と結合しにくく、さらに感染症になりやすい傾向があります。
喫煙をしている方は唾液量が少ないので、インプラント周囲炎になると進行するのも早いです。
治療を機に、禁煙をしたり本数を減らしたりするのがよいでしょう。

 


歯科医院選びは慎重に!
インプラント治療は保険が適用されないため、費用が高額になりがちです。少しでも安くすませたい気持ちが大きいと思いますが、費用だけを見て歯科医院を決めるのは危険です。
歯科医師の実績や症例、歯科医院の設備や環境などをしっかりとチェックした上で、慎重に選びましょう。
複数の歯科医院で無料カウンセリングを受け、比較検討するのもおすすめです。重視する点があれば、カウンセリングの際に確認しましょう。

 


インプラントがダメになった場合の対処法
何らかの理由でインプラントが使えなくなったら、まずは手術でインプラント自体を取り除きます。手術には歯槽骨まで抜くケースと、被せ物だけを取り除いてキャップを装着するケースの二通りがあり、重度でなければ再手術でインプラントの埋入が可能です。
ただ、費用も再度発生します。費用面がネックとなる場合は、ほかの補綴方法を検討しましょう。
ほかの選択肢として入れ歯やブリッジなどが挙げられますが、部分入れ歯はあまりおすすめできません。


隣接する歯へバネを引っかけて支えるため、大きな負担がかかるからです。また部分入れ歯の対合歯がインプラントである場合、入れ歯が擦り減るリスクもあります。
各治療のメリットやデメリットを考慮した上で、ご自身の口内環境に合った方法を選択しましょう。

 


まとめ
インプラントを長持ちさせるには、治療後の適切なケアが必要不可欠です。信頼できる歯科医院を見つけ、定期的に健診を受けましょう。複数の歯科医院のホームページを確認し、比較検討するのが望ましいですね。

投稿者: スマイル矯正歯科

2022.09.10更新

 

インプラント


補綴治療の一つに「インプラント」がありますが、使い方次第で寿命が左右されます。何らかの理由で根の部分が不安定な状態になると、ダメになってしまう可能性があるのです。
長持ちさせるよう努めることが一番ですが、万が一ダメになった場合はどのような対処法があるのでしょうか。
インプラントを失う原因や、予防法とともに記事の中で紹介します。

 


治療の流れ
インプラントは入れ歯やブリッジと同様、補綴治療に分類されます。むし歯や歯周病、不慮の事故などによって歯を失くしたときに、噛む機能や見た目の改善を目的として用いられる治療です。
治療を開始するにあたって、まず行うのがカウンセリングと精密検査です。全身疾患の有無や治療に対する希望をお尋ねし、顎骨の厚みや幅、血管の神経や位置などをチェックします。
なお全身疾患とは、糖尿病や高血圧、心臓病、骨粗しょう症や脳梗塞などのことをいいます。これらに該当する方は薬を服用されているケースが多く、場合によってはすぐに治療を始められないかもしれません。例えば骨粗しょう症の方は「ビスホスホネート製剤」を服用されているため、骨の代謝が阻害されてしまいます。
治療を始めるタイミングについては、かかりつけ医に相談しましょう。

 


具体的な治療の流れ
インプラントは「人工歯根(インプラント体/フィクスチャー)」「アバットメント」「上部構造(被せ物)」で構成されています。


【治療の流れ】
1.歯肉を切開し、顎骨へ穴をあけて人工歯根を埋め込みます。前歯など人目につきやすい部分の場合は、同時に仮歯を装着します。
※人工歯根は、人体になじみやすいとされる「チタン」でできているのでご安心ください


2.しばらく時間をおき、人工歯根が骨に結びついたことを確認した上でアバットメント(人工歯と人工歯根をつなぐ連結部分のこと)を装着します。


3.型取りを実施し、人工歯を作製します。その後、上部構造を接着してひとまず終了です。
※上部構造は、審美性や強度の視点からセラミック製のものが多く用いられます


インプラントが完成したからといって、そこで治療が完全に終わるわけではありません。定期的に歯科医院を受診し、インプラントやほかの健康な歯を長持ちさせましょう。

 


インプラントが使えなくなる理由
インプラントがグラついたり、根が折れたりすると使えなくなります。
痛みの有無や症状の度合いによって違いがあり、軽度であれば日頃の努力によって症状を改善できます。毎日丁寧で適切なブラッシングを行い、歯科医院で処方された抗生物質を服用してください。痛みや腫れが治まるはずです。
インプラントが脱落する事態になっていれば、それは重症です。インプラント周囲炎にかかっており、炎症を起こしている可能性が高いです。再手術でインプラントをもう一度埋め込むか、ほかの方法で補綴することになるでしょう。

 


インプラント周囲炎
インプラントを埋め込んだ部分の、歯茎などが感染することを「インプラント周囲炎」といいます。
主な原因は「インプラントの表面についたプラーク」で、周りの歯周組織へ悪影響を及ぼします。歯周病菌が繁殖し、最終的に顎骨まで蝕まれてしまうでしょう。
インプラント周囲炎にならないためには、口の中を清潔に保つことが何より重要です。普段から正しいケアを行うとともに、定期的に歯科健診を受診してください。
口呼吸や歯ぎしりなど、悪習癖についても改善させることが望ましいです。


まずはインプラント治療を手掛ける歯科医院を探し、症状や希望をきちんと伝えた上で適切な治療を受けましょう。

治療の方針や医師の実績などをよく確認し、信頼できる歯科医師を見つけることが重要です。治療が安くすむに越したことはありませんが、料金だけで選ばないよう注意してください。

投稿者: スマイル矯正歯科

2022.08.30更新

綺麗な歯並び


歯周病や不慮のアクシデントなど、歯を失う原因はさまざまです。歯を失くしたときは、その部分を補綴治療で補わなければなりません。
そこで今回は、補綴治療の一つである「インプラント」を紹介します。治療の仕組みや、メリット・デメリットについて詳しく解説しますよ。

 


1.インプラントとは
そもそもインプラントが何を指しているかご存知でしょうか?上部構造の「人工歯」、支台部の「アバットメント」、歯根部の「インプラント体」を総称したものがインプラントです。
時折、金属アレルギーの発症を不安視される方がいらっしゃいます。しかしインプラント体に用いられているのは、身体になじみやすい「チタン」と呼ばれる金属です。ほかの医療器具にも広く使用されている金属で、チタンによってアレルギーを発症するケースはまずありません。
治療では歯槽骨(歯を支える骨)にインプラント体を埋入し、結合させます。安定性が高いため、普段通り食事をしても取れたり割れたりする心配はありません。また歯槽骨によくなじむよう、ネジのような形状になっていることも特徴の一つです。
その後インプラント体にアバットメントを取り付け、その上から人工歯を被せます。人工歯には金属やセラミック製の被せ物が用いられますので、人工歯のような自然な白さの歯を手に入れることが可能です。
ほかの補綴治療にブリッジや入れ歯もありますが、これらには人工歯の支えとなるものがありません。そのため、食事中に噛みにくさなどの違和感が生じがちです。一方でインプラントは、これまでと同じ力でものを噛めます。歯への負担も軽減されるでしょう。

 


2.治療のメリットとデメリット
入れ歯やブリッジは、数回の治療のみで完了するケースがほとんどです。しかしインプラントの場合は、通院回数がさらに多くなります。
外科手術を伴うという点も、インプラントならではの特徴といえるでしょう。
もちろん手術は、豊富な経験と実績を持った歯科医師が手掛けます。しかし外科手術を受けることへの身体的・精神的不安から、治療に踏み切れない方も少なくありません。少なからずリスクを伴うことも事実です。
メリットとデメリットの両方を理解した上で、治療を検討していただければと思います。


メリット
期待できるメリットは次の通りです。
① 天然歯に負けない審美性・機能性を手に入れられる(口元のコンプレックスを解消できることもある)
② 天然歯と同じくらいの力で、左右バランスよく噛める
③ 噛む感触を実感できるので食事が楽しめる
④ 入れ歯のように取り外して洗浄したり、ブリッジのように健康な歯を削って治療したりしなくてよい
⑤ すべて人工物でできているため、むし歯になる心配がない

 


デメリット

① 麻酔を使用しても、痛みが出る場合がある
② 出血や合併症などのリスクを伴う
③ 歯槽骨の高さや厚み、骨量が不足している場合に必要な「GBR法」が適用できない症例もある
④ 細菌感染をして、インプラント周囲炎を起こすケースがまれにある
⑤ インプラントには金属製のバネを掛けることが難しいため、今後入れ歯治療をする場合に治療法が限定される可能性がある
⑥ 長期間通院しなければならない(目安は2~6ヶ月程度)
⑦ 治療完了後も、メンテナンスのための通院が必要
⑧ 自由診療となるため、保険適用の治療に比べると高額になる
⑨ 永久性は保証されない

ほかの治療と同じように、インプラントにもメリットとデメリットが複数挙げられます。
今回はインプラントを取り上げてお話ししましたが、必ずしもこの治療法がベストだというわけではありません。患者さまの理想の姿や予算に合った治療を選んでいただければと思います。
天然歯のような見た目と機能性を手に入れたい方は、ぜひインプラントをご検討ください。

 


3.治療後の注意点
治療後も、以前と同様に適切なブラッシングを行いましょう。必要に応じて、デンタルフロスや歯間ブラシも用いることが大切です。
確かにインプラントは人工物ですが、周りの組織は人工ではありません。清潔な口腔環境を維持しなければ、周囲が細菌感染してインプラント歯周炎を引き起こす可能性があるのです。
初めは歯肉炎だけの症状であっても、次第に歯槽骨へ吸収され、最終的にインプラントが抜け落ちる恐れがあります。歯周病に比べて進行速度がとても速いため、気付かぬうちにインプラントを失う事態となるかもしれません。
人工物であるからといって油断せず、正しい方法で日々の口腔ケアを行いましょう。
また、インプラントの周りに異変を感じた場合は早急に歯科医院を受診してください。

 

 

インプラントのメリットやデメリットは、理解していただけたでしょうか。治療の前に正しい知識を身につけ、ご自身にとって最適な治療法を選択しましょう。自分だけで決断できない場合は、かかりつけ医に相談することをおすすめします。

投稿者: スマイル矯正歯科

2022.08.20更新

歯磨きする女性


皆さんは歯茎のあたりに、白い膨らみがあるのを見つけたことはありませんか?基本的に痛みはないため、知らないうちにできていたという方もいるでしょう。また放っておくと、だんだん大きくなってきて怖い思いをした方もいるかもしれませんね。
歯茎に生じる、白いニキビのようなものを「サイナストラクト」といいます。治療でお口を拝見した際に、指摘されて初めて気付くこともあるくらい自覚症状がありません。
今回はサイナストラクトの正体や発生の原因、対処法について解説します。

 

 

1.サイナストラクトとは?
膿の排出口のことを「サイナストラクト」といいます。以前は「フィステル」と呼ばれており、日本語に言い換えると「瘻孔」です。
サイナストラクトは繰り返し膨らんだりつぶれたりするので、消失したと思っていたら再発していたというケースも少なくありません。口内炎の症状と間違える方がいらっしゃいますが、別物なので混同しないよう注意しましょう。
大きく異なるのが、発生の原因です。
口内炎ができる原因として、ストレスや体調不良、ビタミンB群の栄養不足などが挙げられます。また不衛生な口腔状態が続いたり、口の中の粘膜が傷つけられたりすることでできる場合もあるでしょう。
口内炎は強い痛みを伴うことが多いため、すぐに気付く方がほとんどです。重度の症状でない限りは、放っておけば一週間~10日ほどで自然に治るでしょう。その間は痛みとの闘いかもしれませんが、症状は徐々に緩和されます。

 


2.サイナストラクトができるのはなぜ?
続いては、サイナストラクトができる原因をいくつか紹介します。


2-1.死んだ神経(歯髄)が感染を起こした
むし歯が進行して神経に到達したり、歯を強打したりして神経が自然に死ぬと感染を起こしやすくなります。内部で細菌が繁殖した場合、歯根の先端に溜まった膿の排出口となるのがサイナストラクトなのです。


2-2.抜髄後の神経が再び感染を起こした
過去に根管治療をした歯の内部が、何らかの理由で再び細菌感染を起こした場合です。前項と同様、溜まった膿の排出口として生じるでしょう。


2-3.歯根の壁に穴が開いた
歯根の壁に、何らかの理由で穴が開いた場合も同様です。ほかにも根管治療をしたタイミングで、内部吸収(歯の壁が自然に溶けてしまうこと)が行われてフィステルの発生につながることもあります。


2-4.歯根破折が起こった場合
抜髄をした歯は、強度がグッと低下します。食事中など、日常生活のふとした瞬間に割れやすくなるのです。歯根の部分で割れる「歯根破折」が起こると、歯根の内部が感染して膿を溜めます。その結果、サイナストラクトが発生するでしょう。

 


3.サイナストラクトができたらどうする?
サイナストラクトは、自然治癒するものではありません。歯に原因があると考えられるので、根本的な原因を突き止めた上で歯科治療を受けましょう。気付いた時点で、早めにかかりつけ医へ相談することをおすすめします。
ここで主な治療法を、原因別に紹介します。


3-1.歯根の先端に溜まった膿が原因の場合
このケースでは根管治療を行い、細菌を取り除いて歯根の内部を清潔な環境にします。
ただし重度の症状の場合は、根管治療だけで完治しないことがあります。そのような場合は、外科的な治療も伴う場合があるでしょう。治療の具体的な内容は次の通りです。


歯根端切除術
歯茎を切り開き、膿が溜まった袋を切除して摘出する処置です。


歯牙再植術
骨の表面と歯根との距離が遠いケースに用いられるのが、歯牙再植術です。一度抜歯して歯根の先端と膿が入った袋を除去し、もとの位置へ戻すという処置です。
ただ、一度抜いた歯をそのままの状態で保存するには、歯科医師の豊富な経験と高度な技術が欠かせません。外科処置が必要となる前に、原因を突き止めて治療できるのが理想です。


ヘミセクション
サイナストラクトが複数できた場合に、悪化が見られる歯根のみを切除する処置です。
この状態になると、歯を数本抜歯してブリッジ治療をしなければなりません。機能性は自然歯に近いものの、ブラッシングのしにくさを感じたり、長期的に見て歯が長持ちしにくくなったりする難点を抱えます。
また歯根破折の場合は、抜歯で対応するケースがほとんどです。

 


まとめ
サイナストラクトは、お口の中で悪さをするものではありません。痛みがないことから、存在に気付かないまま生活している方もいるでしょう。
しかし放っておくと、知らない間に歯の内部で症状が進行します。重度の場合は抜歯が必要となり、ご自身の歯を残せなくなってしまうかもしれません。
気付いた時点で、早めに受診することをおすすめします。もし確信が持てなくても、プロに診てもらうことでほかの疾患やむし歯が見つかるかもしれません。

予防のためにも、歯科医院で定期検診を受けましょう。

投稿者: スマイル矯正歯科

2022.08.10更新

歯の色の違い
歯の色は、人によってまちまちです。欧米人に比べて、日本人は歯の黄ばみが目立ちやすい傾向にあるでしょう。
歯の白さは、見た目のイメージを左右する大きなポイントです。近年は審美性の向上のために、ホワイトニングを行う人も少なくありません。
スマイル歯科クリニックにも、ホワイトニングのために来院される方が多くいらっしゃいます。
そこで今回は、歯の色や白さが人によって異なる理由を、歯が黄ばみやすい人の特徴や原因とともに紹介します。

 


1.歯の色に違いがあるのはなぜ?
色や白さの違いには、歯の質が大きく関係します。
というのも、歯は表面側から順に、白くて半透明の「エナメル質」、黄色っぽい色をした「象牙質」、「神経(歯髄)」といった構造になっています。
つまり歯が黄色っぽいのは、象牙質の色が透けて見えるためです。象牙質やエナメル質の色、透明度や厚みは人によって異なります。歯の色や白さに個人差が生じるのは、そのためです。


2.歯が黒っぽい見た目の方はいませんか?
歯が黒ずんで見えるのは、神経の状態が大きく関係しています。正常な状態で黒っぽくなることはまずありませんので、何らかの理由で神経が死んでいると考えられます。
衝撃が加わるようなアクシデントに遭ったり、大きなむし歯ができたりした覚えはありませんか?神経が死ぬと、歯は少しずつ黒ずんでいきます。
治療で神経を除去(抜髄)した場合も、同じように歯が黒くなっていくでしょう。
「黒ずんだ部分も、ホワイトニングをすれば白くなりますよね?」
患者さまから、時折このような質問をされることがあります。

残念ながら神経が死んで黒くなった部分は、ホワイトニングによる効果が十分に見込めません。このようなケースでは、セラミック治療をおすすめしています。被せ物の原料に陶器などが使用されているので、自然な白さの歯を手に入れられるでしょう。後戻りをする心配がないことも、大きなメリットです。


3.ある飲み物が原因で歯が着色されるのは本当?
あなたは普段、お茶やコーヒー、赤ワインを飲む機会がありますか?YESと答えた方は、これらの飲み物が原因で歯が黄ばんでいるのかもしれません。飲み物に含まれている色素が、歯の表面に付着するためです。毎日欠かさずブラッシングしていても、色落ちしにくいという特徴があります。
歯科医院で歯科クリーニングを受ければ、元通りの白さになるでしょう。歯科医院をしばらく受診していない方は、着色の除去も兼ねて定期検診を受けてはいかがでしょうか?


4.喫煙も歯の黄ばみに大きく関係します!
歯の黄ばみと切っても切れないのが、喫煙習慣です。タバコに含まれる成分が、歯を黄色くしてしまいます。喫煙の習慣があるけれど着色の自覚がない方は、歯の裏側を一度チェックしてみましょう。黄色っぽい見た目に、ビックリするかもしれません。
ちなみに、タバコによる黄ばみもクリーニングで取り除くことが可能です。しかし喫煙は、ほかにも歯周病や歯肉の黒ずみなど色々な影響を及ぼします。これをきっかけに、禁煙に取り組むのもよいかもしれませんね。


5.欧米人に負けないくらい白い歯になりたい!
欧米人のような、真っ白の歯を手に入れたいと思う方も少なくないでしょう。しかし日本人と欧米人とでは、もともと歯の質が異なります。日本人の歯はもともと黄色っぽく、エナメル質も薄い傾向にあります。そのため歯を真っ白にするには、ホワイトニングが欠かせません。
欧米人や有名モデル、芸能人のような白い歯を手に入れたい人は、ホワイトニングを検討しましょう。
スマイル歯科クリニックでも手掛けていますので、興味をお持ちの方はぜひ一度ご相談ください。ほかの治療法を含め、歯を美しく見せるための最適なご提案をいたします。


6.白い歯を維持し続けるには?
ホワイトニングをすれば歯を白くできますが、永久的にその効果が続くわけではありません。また生活習慣によっては、思い通りの仕上がりにならない場合もあるでしょう。
白くて美しい歯をキープするには、着色の原因を取り除くことが一番です。タバコやコーヒーなどを極力控えつつ、歯科医院で定期的なクリーニングを受けましょう。着色汚れを蓄積しないことが大切です。
おすすめの通院方法は、ホワイトニングとクリーニングを交互に受けることです。ホワイトニングで白くなった歯へ、クリーニングをすることで色をキープしやすくなります。
何度もホワイトニングをしたり、時間の経過で後戻りをしたりすることを避けたい方は、セラミック治療を検討するのも一つの選択肢です。違和感のない、自然な白さの歯を手に入れられるでしょう

 

 

投稿者: スマイル矯正歯科

2022.07.30更新

フッ素


「むし歯予防にはフッ素を!」
このような情報をネットで見たり、聞いたりしたことはありませんか?
これは昔から言われていますが、一方で「フッ素には害がある」と耳にしたことがある方もいるかもしれません。
そう言われると、なんだか心配になりますよね。


確かに使用量を誤ると、体に悪影響を及ぼす可能性があることは事実です。
しかし正しく使用すれば、歯の健康をサポートしてくれる心強い存在となります。
今回はフッ素を塗るメリットや、正しい使用方法を詳しく解説します。
お子さまの歯の健康を維持したい、お子さまのむし歯が心配な親御さまはぜひご覧ください。

 

 


フッ素を塗るメリット


フッ素を使用することで、次の3つのメリットが見込めます。


1.歯の質を強化する
2.歯の再石灰化をサポートする
3.むし歯菌の活動を阻害する

詳しく解説していきます。


1.歯の質を強化する
フッ素には、歯の表面の歯質を強化する効果が期待できます。
歯の表面は通常、エナメル質と呼ばれる硬い膜で覆われており、細菌などから私たちを守ってくれます。エナメル質は「ハイドロアパタイト」という結晶の集合体ですが、フッ素が触れると化学反応を起こし「フルオロアパタイト」と呼ばれる強力な結晶になるのです。
つまりフッ素を使うことで、強く丈夫な歯を手に入れられます。ひいては、むし歯になりにくくなるでしょう。


2.歯の再石灰化をサポートする
食事をしたあとに歯を磨かず放置していると、口に残った食べ物の酸によって歯の表面のミネラル分が溶け出します(脱灰)。自己修復能力によってある程度は元通り(再石灰化)にできますが、口の中にむし歯菌がいると再石灰化を阻害されてしまいます。
そこで力を発揮するのが、フッ素です。
フッ素には、溶け出したミネラル分を歯に密着させる力があります。歯の石灰化をサポートしてくれるのです。フッ素がむし歯予防に有効と言われている、理由のひとつといえるでしょう。


3.むし歯菌の活動を阻害する
フッ素には抗菌作用があり、むし歯菌の活動を邪魔する効果が期待できます。
むし歯菌は通常、自らが放出する酵素によって酸を作り出し、私たちの歯を蝕みます。しかし口の中にフッ素があれば、思うようなはたらきができません。


以上の3つが、フッ素を塗るメリットです。

 

 


フッ素を取り入れるには?


フッ素を塗る方法として挙げられるのが、次の3つです。


1.歯科医院や自宅で歯にフッ素を塗る
2.フッ素入りの歯磨き粉でブラッシングをする
3.フッ素入りの洗口剤を使ってうがいをする


それぞれ詳しく解説します。


1.歯科医院や自宅で歯にフッ素を塗る
まず紹介したいのが、歯科医院で受けられるフッ素の塗布です。
塗り方は歯科医院によって異なります。綿につけて塗布することもあれば、マウスピースに塗って口に装着することもあるでしょう。痛みなどはありませんので安心してください。
フッ素は、歯が生えたらすぐに塗布し始めることが可能です。歯磨きを嫌がったり、親御さまが仕上げ磨きしにくいと感じたりする低月齢のお子さまにも塗布できます。
歯科医院で塗るフッ素の効果は3ヶ月程度とされているので、3ヶ月ごとに通院するのがおすすめです。自治体によっては無料で受けられることもあるため、お住まいの自治体の情報を一度確認してみてください。


なお、市販の製品を使用して自宅で塗っても構いません。薬局などで取り扱われている、子ども用の塗布剤を使用しましょう。歯を磨いたあとに、親御さまの清潔な指などで塗布してあげてください。
歯科医院で塗布するフッ素の方が、濃度が濃く高い効果が見込めます。ただ歯科医院への通院を嫌がるお子さまには、自宅で塗布を行うのもひとつの選択肢といえるでしょう。


2.フッ素入りの歯磨き粉でブラッシングをする
歯磨き粉には、微粒子状のフッ素が配合されている場合が大半です。子ども用の歯磨き粉も例外ではありませんので、月齢に合った製品を選んで歯磨きの際に使用しましょう。
ペーストが苦手なお子様には、ジェル状の歯磨き粉がおすすめです。
ただし歯磨き粉を使用したからといって、仕上げ磨きを省いてよいわけではありません。
8歳くらいまでは、親御さまが丁寧に仕上げ磨きをしてあげましょう。先にお子さまが自分で磨き、最後に仕上げ磨きを行うのがポイントです。


3.フッ素入りの洗口剤を使ってうがいをする
歯磨きは毎食後行うのが理想ですが、就寝前に1回、丁寧に磨くだけでも効果があります。
ただ、ごはんやおやつを食べたあとに何もしないというのは少々不安に感じませんか?
そのようなときは、フッ素入りの洗口剤でうがいをしましょう。口の中に残った汚れを洗い流すだけでなく、歯をコーティングしてくれるのでおすすめです。

 


まとめ
今回は、フッ素を塗るメリットと適切な使用方法を紹介しました。
フッ素はむし歯予防に一役買ってくれる存在ですが、使用量や濃度を誤ると体に支障をきたす恐れがあります。容量用法を守って正しく使いましょう。
お子さまに合った方法を見つけ、導入してはいかがでしょうか。どの方法を採ればよいかわからない方は、親子で一度歯科医院を受診してみてください。

投稿者: スマイル矯正歯科

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