インプラント治療の取り組み

インプラント治療の技術には、医院によって差があります

経験値とインプラントシステムの違いが、結果を大きく左右します。

現在、社会に定着しているコンビニエンスストアは、全国に約58000店あるといわれています。しかし、その数を凌ぐのが歯科医院であり、その数は2018年時点で69000軒と言われています。その中でも、インプラント治療を行う医院数は年々増加傾向にあります。


増加の理由としては、「高額な収益になる」というのが主な理由です。しかし、インプラント治療は他の診療と比較して、非常に難易度の高いものとなっています。各患者様の状態は異なり、それぞれに最適な治療を提案するには、豊富な経験に基づく技術とノウハウが必要だからです。


信頼度の高いインプラントシステムや完全滅菌のオペ室が求められます。しかし、現状ではそれらは各医院に委ねられており、医院ごとにかなり差があると言えます。

失敗の多くは、技術力の無さとインプラントシステムの質の悪さに起因します。

信頼のおけるインプラント治療とは、豊富な経験に基づいた高度な技術・知識・判断力に加え、高性能の設備が揃うことで、初めて可能となります。当院には、他院での治療に満足されなかった患者様も、多くご来院されます。CTスキャンで、技術・知識・判断力の無さ、又は粗悪なインプラントシステムなどが、その「失敗原因」として判明します。どの理由も「患者様第一」とは言えないものばかりです。中には極端に安価で提供されているインプラントシステムも数多く存在し、これが「格安インプラント」を可能にしています。
ですがこれらは、不純物を含んでいることが少なからずあり、人体に提供するには、最適とは言えません。インプラント治療には、正しい判断を行う為の技術力や知識、患者様を守る設備に加えて、高品質のインプラントシステムが必要とされます。これらのどれか一つでも不足するとインプラント治療は失敗します。

当院のこれまで

その1.年間約500本にも及ぶインプラント埋入の実績

当院では、愛知ではトップクラスの症例数である毎年500本程度のインプラントを埋入しています。これは全国的に見ても豊富な実績であると実績があると言えます。当院では、多くの実績・症例を元に検討会を実施し、治療について、「最適解」を導き出しています。

その2.先端技術と最新の設備

当院では、最先端の技術や設備を積極的に取り入れています。インプラントの手術には、滅菌をはじめ、万全の設備が求められます。しかし、これらはすべての歯科医院に備わっているわけではありません。
インプラント手術は一般の診療チェアで行う事もできます。専用手術室でなくても滅菌を徹底していれば、問題はありません。しかし、滅菌管理を行わず、隣のチェアで普通に診療を行っているような環境下での手術は、好ましくないと言えます。

その3.長持ちさせるためのメンテナンス

インプラント治療における実績は、単純に年何本埋入したかだけでは評価できません。「埋入後のインプラントを術後にいかに長く残せているか」が、とても重要な評価基準となります。治療後の適切なメンテナンスが、インプラントを持続させるカギなのです。
当院では、定期メンテナンスで、インプラントと自分本来の歯の健康を守ります。とくに気を付けているのは、インプラントの歯周病を防ぐことです。また、「かぶせ物」の状態にも特に気を配っています。「かぶせ物」は噛み合わせが適切でないと、持続させることが難しいからです。
また歯みがきの指導や、定期清掃をプロの手で行っています。治療後の歯の「保守・点検」を患者様と共に行っていきます。

その4.骨が薄い方への治療対応

人体の頬の裏側には副鼻腔の一つである「上顎洞」という空洞があり、鼻の穴に繋がっています。そこに炎症が起きて膿がたまると蓄膿症になることがあります。仮に骨が薄く、この上顎洞からインプラントが飛び出てしまうと、鼻の穴と繋がってしまいます。この場合、感染症へのリスクが飛躍的に高まるのです。
このため、「サイナスリフト」や「ソケットリフト」といった術式を行い、上の奥歯を失い骨が薄くなった患者様には、インプラントを入れる骨の高さを補強する必要が出てきます。上顎洞の底にある粘膜を剥離させ、持ち上げることにより空いたスペースに人工骨や自分の骨等を移植して骨を増殖させる方法です。インプラントを埋め込む骨の高さを調節するのです。
当院では、これら2つに加え、「GTR」と呼ばれる骨自体の再生を促進させる治療法を採用しています。

愛知県小牧市城山1丁目3番地 ピエスタ2F 詳しいアクセスはこちら