スマイル矯正歯科BLOG

2022.02.28更新

歯ブラシの選び方について


矯正装置を口内に入れていると様々な方向から歯ブラシで磨かないといけません。歯ブラシの頭が大きいと装置に触れてしまい隅々までケアができないので、小さな頭のもの、または矯正専用の歯ブラシを選択しましょう。
他にも、矯正専用のワンタフトブラシやデンタルフロスを使用することで磨き残しを減らすことが出来るようになります。
歯科医院では矯正専用のブラシを取り扱っていることもあります。そして、ブラッシングの時にキシリトールやフッ素が混ざった歯磨き粉を使うようにお勧めしている歯科医院もあります。
矯正の最中の掃除グッズ選びによって歯周病のなりやすさが変わるので気を付けなければいけません。

 

ブラッシング

 

正しい磨きについて歯科医院で指導


矯正中には歯周病になる確率が上昇しますので、ほとんどのクリニックが治療の前にブラッシング指導(歯磨き指導)してくれます。治療の前に1度歯磨き指導を受けたとしても、しばらく時間が空くと忘れてしまったり、自分好みに変えたりしていたりすることがあります。
そのため、歯磨き指導は定期的に歯科医院で行ってもらいましょう。親切な矯正歯科の場合月に1度などワイヤー装置の点検の際に、毎回普段の歯磨きの仕方が適切かどうか診てくれます。

 

①マウスピースのケア方法について

マウスピースの掃除の仕方は歯科医院、それかそのマウスピースを作っているメーカーによっても違います。一般的には歯ブラシを使用しながら優しく綺麗に洗浄することで汚れは消えて行きます。
歯科医院によっては普段使用しているような歯磨き粉を使って磨くこと場合もあります。例えば、強い力でゴシゴシと力を入れながら歯ブラシで掃除をしてしまうと、マウスピースが壊れてしまったり、ブラシで小さい傷が付きそこから細菌が繁殖してしまいます。
ブラッシングのケアの後、例えば歯磨きをせずにマウスピース専用の洗浄液に浸す場合もあります。洗浄液には強い殺菌力があるため、これにより雑菌の繁殖を抑制する効果があります。

 

②リテーナーのケア方法について
リテーナーとは矯正治療の術後に歯が元の状態に戻るのを防止する装置のことです。この清掃方法についても歯科医師によって異なるので確認が必要です。
リテーナーの掃除方法としては、専用の洗浄剤に浸す方法、歯ブラシを用いて清掃する方法などが存在します。中には超音波洗浄機を使用して清掃をおすすめしている歯科医院もあります。

 

③ワイヤー矯正のケア方法について
一般的にブラケット矯正(ワイヤー矯正)や裏側矯正は歯磨きで装置を掃除をしましょう。
ワイヤー矯正や裏側矯正というのは、自ら脱着することはできません。そのため、矯正をしている最中は格段にブラッシングがしにくくなります。そして、普段より矯正装置と歯間に食べ物が挟まりやすくなるので、綺麗になる正しい歯磨きをすることを推奨いたします。

時間がかかるからと言って面倒だからと歯磨きをしないでいると、虫歯や歯周病になるリスクが高まることに繋がります。

 

④クリーニングによるケア方法について

クリーニングを定期的に繰り返すことで虫歯や歯周病になるリスクを減少することができます。特に歯磨きに沢山の時間を掛けられない方や上手くできない方に推奨しています。通常は通院しているところに依頼しますが、通っている矯正歯科以外の歯科医院もクリーニングを受け付けてくれます。

しかし、矯正歯科が存在しない歯科医院の場合、矯正装置を脱着することができません。その場合、可能であれば通院している矯正歯科に依頼することを推奨しております。
歯列矯正の費用の中にクリーニング料金が含まれているところと別途料金が必要になってくる歯科医院があります。歯科医院によって異なってきますので、治療の前に事前確認することが大変重要です。そして、クリーニングのメニューについても歯科医院によって異なってくる場合があります。

 

⑤PMTCによるケア方法について

PMTCとは、プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングという機械を使用して歯面清掃のみ行う歯医者さんもあれば、PMTCと一緒に歯磨き指導やフッ素塗布などを行う歯科医院も存在します。PMTCという治療内容の中に歯磨き指導やフッ素塗布が入っている歯科医院もあります。
矯正をお願いする歯科医院でどのようなメニューのクリーニングを行っているか、Webサイトなどで事前にチェックすると良いでしょう。

投稿者: スマイル矯正歯科

2022.02.20更新

歯列矯正で口角を上げよう

 

歯並びや噛み合わせが乱れていると、周りの人から口角が下がって見えてしまいます。
つまり、自然と口角が上がって見えるようにするには、ワイヤー矯正などの歯列矯正をして歯並びや噛み合わせを改善し口角を下げる原因をなくすことが必要です。
一度歯列矯正を検討してみて、噛み合わせが悪いなどの問題を改善してみるといいでしょう。自然と笑ったような優しい口元にきれいな歯並びにすると生まれ変わりますよ。

 

口角 

 

①セラミックによる矯正
矯正をしてきれいな口元のラインを作れば、下がってしまった口角を引き上げることができます。その一つの方法に、セラミック矯正を併用することを提案する歯科医師も存在します。セラミック矯正は、歯並びに問題のある箇所を削って、その箇所に被せ物をして矯正する方法です。
変形した歯などを抜歯したり、ワイヤーブラケットなどで移動する治療法ではなく、いらない部分を削って、セラミックの被せ物で補うため、数ヶ月などの比較的短期間の治療も可能です。
しかし、セラミックによる治療法は歯を削るため、天然の自分の歯に対して傷つけなければいけないのが欠点になります。そして、場合によっては歯を抜く場合も発生することもあるので、治療の方向性は歯科医師と事前に必ず確認することが大切です。

 

②ワイヤーによる矯正
ワイヤーによる矯正は、歯にブラケットという装置をつけて歯列を改善する矯正方法です。細かく歯列を調整することができるので、通常、大きく歯を動かす歯列矯正を施術しようとするとワイヤーによる矯正を用いられることが多々あります。
この矯正方法には様々な分類があり、矯正中の外見にも配慮されたセラミックでできたブラケット、金属製のメタルブラケット、歯の裏面にブラケットを装着するリンガルブラケット矯正(裏側矯正)などの種類があります。特に裏側矯正は、出っ歯の矯正に向いている治療法です。

 

③マウスピースによる矯正
マウスピース矯正は、ワイヤーによる装置を歯に装着すること無く治療をすることが可能です。脱着が可能なマウスピースを使った矯正の治療法ですので、歯列矯正中の外見が気になる方には推奨しています。そして、装置を装着した際に感じる口内の違和感なども減少させることが出来ます。
しかし、マウスピースの矯正方法は一定期間装着しないと効果があまり期待できません。ワイヤーなどで歯を正しい位置へ引っ張る治療とは異なるため、歯を移動させる距離にも限界があります。マウスピースの矯正方法はどなたでも効果が出るものではありませんので、万人が受けられないという点は欠点になります。

 

口輪筋の衰え

 

口輪筋など、口の周辺の筋肉が弱くなると口角が下がります。口角が上に上がるようになるにはある程度口の周りの筋肉が必要です。口角が下がる人は、口周りの口輪筋が弱まって口角を上に上げることができないことが原因です。
口の周辺の筋肉が弱ると、口角などの外見の問題のみではなく、口呼吸や歯周病になりやすいなどの悪い影響の元になります。
筋肉が弱っているだけなので、しっかりと鍛えることでまた口角を上げることができる様になります。「元々こういう顔つきなのだ」と諦めてしまっている人も、口周辺の筋肉の様子を確認すれば、それが要因で起きている場合もわかります。

 

下顎前突症(しゃくれ)
しゃくれ顎や受け口と呼ばれている方も、口角が下がったように感じます。専門的には下顎前突症と言い、一般的にはしゃくれと言います。これは下のアゴが前に出ている状態を指すものです。下のアゴが前方に出ると、下のアゴが上のアゴに重なるような形になります。
正面から見ると、下の唇が上の唇に重なるようになるので、相対的に口角が下がっているのです。

 

上顎前突症(出っ歯)
口角が下がっている人は、同様に出っ歯である場合があります。この出っ歯とは、専門的には上顎前突症と言い、一般的には出っ歯と言います。上顎の骨が前の方へ出てしまう病気になります。口が前方の方に突き出ることによって、相対的に口角が下がって見られてしまいます。

投稿者: スマイル矯正歯科

2022.02.10更新

一般的に病院で検査をしても特に病名が出てこない身体の不調のことを不定愁訴(ふていしゅうそ)と言います。例えば、だるい気や頭痛などについては病名がつかないので、その様な症状のことを不定愁訴と表します。

自律神経失調症が原因で不定愁訴になっている場合もありますが、自律神経失調症についても明確な症状の原因が判明している訳ではありません。

不定愁訴は、体の特定の場所に痛みを感じる場合があったり、鬱的な精神面に影響する症状が出る場合もあります。あまり明確な症状が身体に表れない場合でも、日頃の生活から症状が出る為、それが支障となってストレスに感じることも少なくありません。

 

不定愁訴

 

不定愁訴と矯正はどのような関係性があるのだろう

 

不定愁訴は矯正によって引き起こされていると思われがちですが、実は矯正が直接関係しているのではなく、顎関節症の症状が不定愁訴と言われている場合が多いです。

ですので、顎関節症の治療の一環で矯正をしている場合に不定愁訴の不調が発生した場合には、顎関節症の症状であり歯列矯正が原因ではないと認識する方が良いでしょう。

 

不定愁訴と矯正の症状の似ている点

 

不定愁訴と顎関節症の症状が関係している点について、症状をご紹介いたします。多くの不定愁訴の症状があることが分かると思います。一度同じ症状が起きていないかチェックしてみましょう。

・耳鳴り、咳、痰

・手の痺れ、睡眠障害、舌を噛む

・頭痛、肩こり、めまい

・倦怠感、イライラ、抑うつ

以上のような不調が顎関節症になると起きると言われています。他の精神的な不調であるイライラに関しても顎関節症が原因で発生しますので、日頃の症状を振り返ってみましょう。

 

なぜ顎関節症が不定愁訴に繋がるのだろうか

 

下の顎の位置がズレていたり悪い噛み合わせになっていることが顎関節症の1番の症状です。この症状に伴って、いくつかの不定愁訴が現れます。

顎関節症は、骨格やアゴの筋肉などのバランスが悪くなり体全体へと影響します。また、顎関節の近くには側頭骨や器官、頚椎(けいつい)も存在するため、それを圧迫することは頚椎周辺の自律神経に刺激を加えます。その刺激が不定愁訴につながっている可能性もあります。

イライラや抑うつ状態、頭痛などによって2次的に睡眠障害が発生している場合もあります。歯科医院で相談する際には、顎関節症などの問題を問診時に伝えると良いでしょう。

 

顎関節症以外に不定愁訴となる原因について

 

抜歯をした時も、顎関節症と同様に不定愁訴となる原因になる場合があります。具体的に言うと、小臼や親知らずを抜くとうつ病状が身体に現れることがあり、この際は顎関節症とは違う原因です。

活動が活発になる交感神経と活動が落ち着く副交感神経という2種類の自律神経の働きが乱れる場合があります。もし、落ち着きたい時に交感神経が活発になると、先ほどご紹介した症状が出てくる恐れがあります。

 

矯正歯科で外見を優先しない

 

歯列矯正をする時の目的で、外見の審美性を優先し健康面を後回しにする方も多くいらっしゃるでしょう。

ただし、外見のみを最優先してしまうと、正常な噛み合わせにならない治療に繋がり、不定愁訴が発生する場合もあります。外見だけを求めすぎるのは気をつけましょう。

歯列が整っているラインだけを目的に歯列矯正をするのではなく、機能性がある健康的な噛み合わせに関しても同時に考えて歯列矯正を進めることが大変重要です。

 

不定愁訴の改善方法について

 

現在の詰め物の高さを病院で調整するだけでも不定愁訴が治る場合があります。それは、詰め物の高さが噛み合わせの悪さに繋がっていることがあるからです。

投稿者: スマイル矯正歯科

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