スマイル矯正歯科BLOG

2022.12.20更新

医療費控除

歯列矯正は、原則として保険適用外の治療となります。医療費控除によって少しでも費用が戻れば、嬉しいのではないでしょうか?
そこで今回は、歯列矯正に医療費控除が使えるのかどうかということや、診断書の必要性などについて詳しく解説します。

 

 


そもそも「医療費控除」とは?
いつまでも健康な生活を送るために、欠かせないのが医療費です。ですが、病院にかかってばかりいると費用が高額になってしまいますよね。
そのような場合に活用できるのが「医療費控除」と呼ばれる制度です。1年間の医療費負担が高額になった際、その事情を考慮して所得税が軽減されます。
所得税は、会社勤めの人であれば毎月の給与から天引きされるのが一般的です。医療費控除を受ける際は、翌年の3月15日までに確定申告をすることで、その前年に納めた所得税の一部が戻る仕組みとなっています。
ただし、少額では申告できません。年間の医療費が10万円(年間所得が200万円に満たない人は、所得額の5%)を超えた場合に対象となります。

 

 


医療費控除を申請できるケースとは?
歯列矯正をしたからといって、必ずしも医療費控除が受けられるとは限りません。
一体どのようなケースが、控除を申請できるのでしょうか。

 


まずは医療費控除について知ろう!
国税庁のホームページによると、医療費控除を申請できるのは「歯列矯正を受ける人の年齢や矯正の目的などからみて歯列矯正が必要と認められる場合の費用」です。
【参考:医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例(国税庁)】
例えば子どもの不正歯列で「この状態を放っておくと、正常な発育が妨げられる可能性がある」という場合。このような場合に行う歯列矯正は、原則として医療費控除を申請できます。

 


治療目的で治療が行われれば医療費控除を申請できる
では、成人矯正はどうでしょうか。
大人の矯正治療において着目すべき点は「歯列矯正の目的」です。
「不正歯列や不正咬合が原因で、発語や食事に問題がある」
「発語や咀嚼機能の回復のために、歯列矯正が必要である」
と歯科医師が診断した場合は、原則として控除の対象となるでしょう。
「審美性を高める目的」だけでは、基本的に認められないので注意してください。
では「機能的問題がある歯並び」とは、具体的にどのようなものなのでしょうか。
一口に「不正歯列」といっても色々な種類があり、程度も人によって大きく異なります。
「この歯並びにはこのような不具合が生じる!」と断言はできませんが「開咬」「上顎前突」「下顎前突」は機能的問題が生じやすい傾向にあります。
この3つは、いずれも上下の前歯がうまく噛み合いません。
そのためスムーズな発音ができなかったり、食べ物を前歯で噛み切れなかったりと日常生活に支障をきたすでしょう。
後者に関しては、棒状の野菜や麺類などを食べる様子をイメージしてください。前歯の位置に不具合があると、前歯の裏側に舌をつけて麺類を噛み切ることや、かじり取ることが難しくなります。
また前歯の歯並びは、発音にも多大な影響を与えます。
例えば下顎が突出している下顎前突では[s]、つまり「サ行」の発音がしにくくなるでしょう。
通常は舌の先を前歯の裏側に近付けてできた隙間が流暢な発音に一役買ってくれますが、歯並びの問題でそれが難しくなるためです。
不正歯列の程度は患者さまによって異なるため、詳しくはかかりつけ医に相談してみてくださいね。


スマイル歯科クリニック・矯正歯科でも、幅広い症例に対応しています。装置も複数取り扱っていますので、口元のコンプレックスや歯の機能面に不安をお持ちの方はぜひ一度当院へお越しください。

次回も引き続き、同じテーマでお話をします。
ぜひご覧ください。

 

投稿者: スマイル矯正歯科

2022.12.10更新

綺麗な口元



歯列矯正は、歯並びを整えて笑顔に自信を持っていただくための最適な手段です。
しかし治療中の見た目が気になって、なかなか治療を始められないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はそのような方に向けて、他人の目を気にせず治療を受けるためのコツを紹介します。
これから歯列矯正を始める予定の方は、本記事をぜひ参考にしてくださいね。

 

 


装置によって目立ちにくさが違う?

 


歯の色になじみやすい装置
これまでは銀色のワイヤーを用いた「ワイヤー矯正」で治療をする人が多くいましたが、近年は目立ちにくさに特化した装置がいくつも普及しています。代表的なものして挙げられるのが、歯の色になじみやすい見た目をした「セラミックブラケット」や「ホワイトワイヤー」です。
今まで使用されていた金属製の装置とは異なり、歯の表側につけても違和感を与えにくいのが特徴です。第三者に、自然な印象を与えられるでしょう。

 


他人に気付かれにくい装置はほかにもあります!
無色透明のマウスピースを用いる「インビザライン」も、目立ちにくい矯正方法の一つです。
至近距離で見ない限り、装置をつけていることは他人にわからないでしょう。
患者さまご自身で着脱できるため、どうしても気付かれたくない場面では外しておくことも可能です。ただ装置を外している時間が長くなると、計画通りの効果が得られなくなるので注意してください。また症例によっては、インビザラインを適用できないこともあります。
適用できるかどうかについては、かかりつけ医に確認してください。

 


歯の裏側に装置を取り付ける矯正方法も
「裏側矯正」といって、歯の裏側に装置を取り付けて歯を動かす方法もあります。会話や笑顔の際に口を開けても、パッと見では気付かれる心配がありません。
また歯と装置の隙間に食べ物が挟まった際、第三者からは気付かれにくいというメリットも持ち合わせています。

 

 


信頼して任せられる歯科医院で治療することが大切です!
「目立ちにくい方法で歯列を整えたい」という患者さまのニーズにお応えするべく、歯科医院では複数の装置を取り扱って幅広い症例に対応できる状態にしています。
ただ歯科医師の経験不足などによって、提示する選択肢を誤ると期待通りの効果を得られなくなる可能性があります。
豊富な知識や経験、確かな技術を持った歯科医師を見つけて、満足できる治療を受けるようにしましょう。

 

 


高い技術を持った歯科医師を見つけるために
歯列矯正を行う際は「歯科医師が、矯正治療を専門としているかどうか」という点を、歯科医院選びの一つの基準にするとよいでしょう。
これまでに培ったノウハウを活かし、診察や検査を経て最適な治療方法を提案してくれるはずです。
無料カウンセリングを行っている歯科医院も多くありますので、時間に余裕があれば複数の場所で相談するのも有効な手段です。
歯は一生使うものでもありますので、歯科医院選びは慎重に行ってほしいと思います。信頼して任せられる歯科医師に治療をしてもらいましょう。

 

 


お困りのことがあれば、スマイル歯科クリニック・矯正歯科へ!
スマイル歯科クリニック・矯正歯科は、愛知県小牧市のピエスタ2階に位置する歯科医院です。
平日火~金曜日は19時半まで、土曜日は18時半まで診察を行っており、仕事や買い物帰りなど気軽に通院していただけます。
初診カウンセリングを無料で行っていますので、歯列矯正に興味をお持ちの方はぜひ一度お越しください。豊富な知識と経験を持った歯科医師が、患者さま一人ひとりに合った治療方法をご提案いたします。

投稿者: スマイル矯正歯科

2022.11.30更新

子供の矯正
前回に引き続き、今回も「小児矯正」をテーマに取り上げてお話しします。
デメリットを中心に紹介しますので、ぜひご覧ください。

 

 


小児矯正におけるデメリット
幼少期のうちに歯並びを整えることには、数多くのメリットが挙げられます。
しかし少なからずデメリットも存在しますので、ぜひ理解しておいてください。
挙げられるのは、次の3点です。


1. むし歯リスクが高まる
2. トータルで見ると治療期間が長くなる
3. 子どもの治療に対する姿勢次第で、得られる効果が変わる


親御さまだけの判断で治療を開始し「やめておけばよかった」と後悔することがないよう、事前に理解しておいてください。

 


1.むし歯リスクが高まる
治療中は装置をつけて生活しなければならず、歯間に食べかすが詰まりやすくなります。また、ブラッシングがしにくくなるのも懸念点の一つです。適切なケアをしなければ、むし歯や歯周病といった口腔トラブルになる恐れがあります。
歯科医師や歯科衛生士から指導を受けると思いますので、その通りに口腔ケアをして清潔な状態を維持しましょう。

 


2.トータルで見ると治療期間が長くなる
小児矯正には「一期治療」と「二期治療」とがあり、前者から行う場合は経過観察が必要です。トータルで見たときに、その分治療期間が長くなるでしょう。
装置をつけて過ごす期間も長くなるため、精神的負担にもつながります。

 


3.子どもの治療に対する姿勢次第で、得られる効果が変わる
小児矯正に関わらず、子どもの治療に関しては親御さまの考えや方針が大きく影響します。ただ、子どもが必ずしも協力的とは限りません。
特にネックとなるのが、装置の取扱いです。装置をつけて生活していると、不快感や違和感を抱いてストレスにつながる可能性があります。子どもに装置の管理を任せきりにせず、親御さんも適宜確認するとともに、メンタルのケアを行なうことが大切です。

 

 


ありがちな失敗例
小児矯正によって整った歯列を手に入れても、後戻りを起こして元の位置へ戻る可能性があります。
考えられる原因はさまざまですが、一番の理由はメンテナンス不足です。というのも、歯並びが整ったら特別な装置を用いて後戻りを防ぐ期間を設けます(保定期間といいます)。この間に自己判断で装着をやめると、歯並びが元に戻る可能性がグッと高まります。
歯並びが整ったからといって、気を抜かないよう注意しましょう。歯科医師の指示に従い、装置をつけたり定期メンテナンスを受けたりすることが大切です。

 

 


歯科医院選びも大切なポイントです!
小児矯正は、基本的に数年単位で行われる治療です。治療を成功させるためにも、慎重な歯科医院選びが必要不可欠です。
歯科医院選びにおいて、ぜひチェックしてほしいポイントは、次の3点です。
・治療をするか否かに関わらず、大まかな説明をしてくれる
・検査後、事前準備された資料に基づいて診断結果や治療の方針を説明してくれる
・小児科医あるいは、矯正歯科の専門医や認定医である


まずはカウンセリングの段階で、大まかに説明してくれるかどうかをチェックしましょう。抜歯の可能性や治療期間、費用の概算などを提示してくれる歯科医院が理想です。特に費用は、トラブルを防ぐためにもきちんと確認しておくことが大切です。
また治療をスタートする前に、事前準備された資料に基づいて診断結果や治療方針を説明してくれるかどうかも重要なポイントです。不明点や不安なことがあれば、この段階でクリアにしておきましょう。
できれば、小児科医あるいは、矯正歯科の専門医や認定医を選ぶのが理想です。子どもの治療に慣れている場合が多いためです。
歯科医師の経験や実績、保有する資格などは、歯科医院のホームページを確認するとよいでしょう。

 

 


小児矯正を検討中の方は、スマイル矯正歯科へご相談ください!
将来的に歯列矯正を考えている場合、子どものうちに開始した方がさまざまなメリットを得られます。顎が発達途中である時期にしかできない治療もありますので、子どもの歯列や咬合にお悩みの方はぜひ一度かかりつけ医を受診してください。
診察や検査をした上で、適切な治療方法や開始時期を提案してもらえるはずです。デメリットも事前に確認し、お子さまからの同意を得た上でスタートしましょう。

投稿者: スマイル矯正歯科

2022.11.20更新

子供の矯正
子どもの歯並びや噛み合わせについて、お困りの方はいらっしゃいませんか?
必要性や開始のタイミングについて、気になっている方もいらっしゃるでしょう。
今回は、小児矯正について詳しく紹介します。
発達途中でなければできない治療もありますので、子育て世代の方はぜひご一読ください。

 

 


歯列矯正の必要性
子どもの歯列や滑舌が気になるときは、早めにかかりつけ医へ相談しましょう。もし親御さまがあまり気にしていなくても、お子さまが口元をコンプレックスだと感じている場合は受診をおすすめします。
早めの受診をおすすめしているのは、小児矯正は永久歯が生え揃う前からスタートできるためです。中には、生え変わりの時期を利用しなければできない治療も存在します。
早期に治療を開始することで、将来抜歯をせず歯列矯正できる可能性が高まるでしょう。
目安としては、6歳頃からスタートするケースが多いです。症例によっては遅らせた方がよいこともあるので、まずはかかりつけ医に相談してください。

 

 


小児矯正をするのが望ましい歯列とは?
次のいずれかに該当する場合は、小児矯正を行うのが望ましいです。


1. 反対咬合(受け口)
2. 開咬(オープンバイト)
3. 上顎前突(出っ歯)
4. 乱杭歯(叢生)

  


1.反対咬合(受け口)
下の歯が前に突出した状態で、放置すると見た目以外に色々な悪影響を及ぼします。顎関節へ大きな負担をかけたり、磨き残しが生じて口腔トラブルのリスクが高まったりするでしょう。
遺伝だけでなく、悪習癖が原因で起こることもあります。

 


2.開咬(オープンバイト)
上下の前歯がうまく噛み合っていない状態です。口に入れたものをうまく咀嚼できないほか、顎関節症や発音の問題が生じる可能性があります。

 


3.上顎前突(出っ歯)
この歯列に該当する子どもは、平常時に口がポカンと開きがちです。
口元が突出して見た目に影響するほか、口腔内が乾きやすくなって口腔トラブルになるリスクが高くなるでしょう。

 


4.乱杭歯(叢生)
歯がデコボコとした状態のことで、ブラッシングしにくいのが最大の難点です。磨き残しが生じて、口腔トラブルを引き起こすリスクが高まるでしょう。

 

 


早期に歯列を整えるメリット
幼少期に治療を始めることで、次の5つのメリットが得られます。

 


1.滑舌が改善され発音がスムーズになる
歯列を整えることで、滑舌が改善され発音しやすくなります。
日常生活において、お子さまのサ行やタ行の発音が気になることはありませんか?それらの滑舌が悪い場合、歯並びに何らかの問題があるかもしれません。
滑舌の悪さや発音のしにくさが見られる場合は、治療をぜひ検討してください。

 


2.清潔な口腔状態をキープしやすくなる
不正歯列で歯間に隙間やデコボコがあると、食べかすが挟まりやすくなる上に磨き残しが生じます。
毎日ブラッシングを徹底していても、口腔トラブルを起こす可能性が高くなるでしょう。

小児矯正で早めに歯列を整えれば、清潔な口腔状態をキープしやすくなります。見た目だけでなく、健康を保つことにもつながるのです。

 


3.コンプレックスの解消につながる
口元にコンプレックスがある場合は、治療によって解消される可能性があります。
幼少期は気になっていなくとも、思春期になってコンプレックスだと感じ始めることもあるので早めの対処が理想です。親御さまとしても、お子さまには口元に自信を持って過ごしてほしいのではないでしょうか。

 


4.顎の偏りや歪みを改善できる可能性がある
顎が発達する時期に不正歯列や不正咬合を放っておくと、歪んだまま成長する可能性があります。治療のチャンスを逃した結果、顎や輪郭が変形して非対称な見た目になってしまうでしょう。
また顎の歪みは、背中や首の筋肉の緊張とも深く関係しています。全身の健康状態に悪影響を及ぼす可能性があるため、放置はおすすめできません。
早期に治療を開始することで、顎や輪郭が歪むことを防いで全身の健康を維持できるでしょう。

 


5.将来的に抜歯いらずで治療できる可能性が高まる
成人は、永久歯が生え揃って顎の発達も完了した状態です。そのタイミングで歯列矯正をするとなると、抜歯によって歯を並べるためのスペースを確保しなければなりません。
しかし子どもは、顎が未発達の状態です。成長を利用してスペースを確保できるため、非抜歯で歯列を整えられる可能性がグッと高まるのです。

投稿者: スマイル矯正歯科

2022.11.10更新

矯正
突然ですが、あなたには何かコンプレックスがありますか?
きっと多くの方が、口周りのことを答えると思います。
中でも「口ゴボ」に悩む方は多く、なんとか改善したいと日頃から思っている方もいらっしゃるはずです。
口元のお悩みは不正歯列が原因だと思われがちですが、口ゴボは、必ずしも歯並びの乱れが関わっているとは限りません。本記事では、口ゴボの診断方法や適切な治療法などを詳しく解説します。

 

 


「口ゴボ」とは?
口ゴボとは、いわゆる上顎前突や出っ歯のことです。
中には歯並びに異常がないケースもあり、患者さま自身で見極めるのは難しいといえます。

 


自力で治すことは可能?
歯科医院で口ゴボだと診断されたら、どうにかして治したいと思うはずです。そのまま治療に移行すれば治せる可能性が高いですが、治療期間や費用を考えるとすぐに判断できない方もいらっしゃるでしょう。
歯列が乱れていなければ、歯列矯正の必要性に疑問を感じて二の足を踏むこともあるかもしれませんね。
そこで思いつくのが「自力で治す」という選択肢です。果たしてそれは可能なのでしょうか?

 


患者さまご自身で治すのは不可能です
残念ながら口ゴボは、患者さまご自身で治せません。歯並びに問題がなくとも、口ゴボは噛み合わせや顎の骨格異常などが原因となって起こるためです。
美しい口元を手に入れたい方は、歯科医院で治療を受ける必要があります。

 

 


原因
考えられる原因は、次の5点です。

 


1.上の前歯が前傾している
上の前歯が前側に傾いている場合、口元が突出しやすくなります。日本人の多くがこの原因に該当しますが、基本的には歯列矯正で改善が見込めます。

 


2.上顎が前に出ている
歯列が整っていても、上の顎骨が前に出ていると上顎前突になるケースがあります。通常の歯列矯正だけでなく、外科矯正を併用することで改善が期待できます。症状が重度の場合は外科治療が主になり、大きな医療機関での治療が必要になることもあります。

 


3.下の前歯がうしろ側に傾いている
下の前歯が後傾していることも、考えられる原因の一つです。相対的に見たときに、前歯が突出して見えます。
1つめの原因と同様、歯列矯正で改善が見込めるケースが多いです。

 


4.下顎がうしろの方にある
通常に比べて下顎が後方にあったり、上顎より小さかったりする場合も症状が出やすいです。
いわゆる骨格異常が原因であるため、場合によっては外科矯正などを併用しなければなりません。

 

 

5.顎がなく極端に鼻が低い
歯列や顎骨の位置に異常がなくとも、顎がない、あるいは鼻が極端に低い場合は自然と口ゴボのような症状が見られます。
位置関係の問題ではないため、歯科治療で治すことは難しいでしょう。

 

 


放置するとどうなる?
見た目を特に気にしない人は、放っておいても問題ないのでしょうか?
続いては、症状を放置するリスクについてお話しします。

 


審美性の問題
口元が突出していると、ふくらんで見えるためあまり美しいとはいえません。いくら歯並びやほかのパーツが整っていても、上顎前突によって口元がコンプレックスになるでしょう。

 


口腔内が乾燥しやすい
口が閉じにくい状態となるため、口腔内が乾燥しがちになります。唾液の洗浄作用が機能しなくなり、あっという間に繁殖するでしょう。その結果、口臭が生じたり、むし歯や歯周病といった口腔トラブルが起こったりします。

 


効率的に咀嚼できない
歯列や咬合の不具合が原因の場合、効率的な咀嚼ができません。歯や歯茎、顎関節などに大きな負担がかかって痛めるリスクがあります。

 

 


歯列矯正をぜひご検討ください!
記事の中でお伝えした通り、上顎前突を自力で治すことはまず不可能です。だからといって放っておくと、口腔トラブルや審美性などの問題が生じます。
まずはかかりつけ医に相談し、歯列や咬合に異常がないかどうか診てもらいましょう。上顎前突の診断を受けた場合は、早急に治療を始めて改善するのが望ましいです。
自分では「キレイな歯並びだ!」と思っていても、歯科医師が行う視診や検査によって何らかの異常が発覚するかもしれません。長年歯科医院を受診していない方は、これを機に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 


まとめ
上顎前突は、審美性だけでなく口腔機能にも大きな悪影響を及ぼします。
自宅で様子を見ていても症状が改善することはないので、まずはかかりつけ医に相談してみてください。これから探す方は、矯正歯科を受診するのがおすすめです。
スマイル矯正歯科でも上顎前突の治療を行っていますので、口元が気になる方は当院へ一度お越しください。

投稿者: スマイル矯正歯科

2022.10.30更新

綺麗な歯並び

 


歯列矯正をするにあたって、その方法に頭を抱える方が多くいらっしゃいます。
代表的なものに「ワイヤー矯正」と「インビザライン」があり、一番の見た目は治療中の見た目と言えるでしょう。
今回は見た目以外の相違点や、両者が持つ治療時のメリットとデメリットを詳しく解説します。

 


インビザライン
メリット
・透明の装置で第三者に知られにくい
・口腔トラブルになりにくい
・装置による違和感や痛みが比較的少ない


デメリット
・重度の不正歯列や不正咬合の場合、適用できない可能性がある
・食事とブラッシングの際以外は、原則装置をつけておく必要がある
・ちょっとした飲食でも装置を外さなければならない
・装置が変形、紛失しないよう管理しなければならない

 


ワイヤー矯正
メリット
・幅広い症例に対応している
・長年の実績があるので信頼度が高い
・用いる装置によっては、治療期間を大幅に短くできる


デメリット
・食事やブラッシングがしにくい
・口腔トラブルを起こすリスクがある
・装置が口の粘膜を傷付け、口内炎ができることがある
・表側矯正の場合、装置が目立ちやすい

 


どちらにすべきか判断できないときは?
インビザラインとワイヤー矯正には、先述した通りそれぞれ違いがあります。
ただ、どちらにすべきか決めかねていても、症例によっては一方の矯正方法しか選べないことがあるので注意してください。診察や検査の結果、対応できる方法に限りがある場合は歯科医師から患者さまにお話しします。
「この方法で歯並びを整えたかったのに、いざ検査をしたら選択肢が狭まった…」とガッカリすることがないよう、歯列矯正を検討中の方はまず歯科医院を受診しましょう。
複数の選択肢を提示された場合は、今回紹介した内容を参考にしながら、自分に合った方法を検討してもらえれば幸いです。

 


まとめ
歯列矯正の選択肢は、大きく分けて2種類あります。
症例によっては選べないこともあるので、まずは信頼できる歯科医院で診察・検査を受けてください。
その上で、自分にとってベストの矯正方法を選択しましょう。

投稿者: スマイル矯正歯科

2022.10.20更新

歯が痛い男性


今回も引き続き「奥歯のインプラント」をテーマに取り上げ、治療のメリットやデメリットを解説します。補綴治療を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

 


治療のメリット
インプラントには、義歯やブリッジにないメリットが複数あります。魅力を理解し、補綴治療の新たな選択肢として加えてはいかがでしょうか。


1.天然歯のような噛み心地を実現できる
一般的に義歯は2~3割程度、ブリッジは6割程度の噛み心地しか実現できないと言われています。しかしインプラントの場合は、天然歯と同等の噛み心地を実現できます。食事の際に、違和感が生じる心配がないでしょう。


2.義歯に比べて違和感や痛みが少ない
歯の土台がない義歯は、強く噛んだときに歯茎へ当たって痛みが生じがちです。義歯が歯に合っていない場合、顕著に痛みが出るでしょう。
一方でインプラントは、歯槽骨へ埋入した土台に人工歯が乗っています。そのため強く噛んでも、違和感が出たりずれたりする心配がありません。


3.咬合のバランスが改善される
噛み合わせの高さは、奥歯で決まることをご存知でしょうか?そのため奥歯を欠損すると、噛む力が偏ってバランスが崩れます。結果的に頭痛や肩こり、顔のゆがみなどを引き起こすでしょう。
ほかの補綴方法で治療をした場合、噛む力が不十分であることから偏りを解消できない可能性があります。しかし天然歯のような噛み心地を実現できるインプラントの場合、時間の経過とともにバランスを整えられる可能性が高くなります。


4.発音や発声がしやすくなる
奥歯を欠損すると、その部分から息が漏れて「ラ行」や「イキシチニ~」といった「イの段」の発声がしにくくなります。これはほかの補綴方法でも改善されますが、義歯の場合は会話の最中にずれる可能性があります。インプラントはしっかりと固定されているので、そのような不安を感じることなく会話が楽しめるでしょう。


5.顎骨吸収を予防できる
歯を欠損すると、歯根を通じてその部分に刺激が与えられなくなるので歯槽骨が徐々にやせていきます。刺激があるうちは防げていた骨吸収が、どんどん進行するのです。
ほかの補綴方法も歯根がないため、顎骨へ刺激が伝わりません。インプラントは顎骨と人工歯根ががっちりと結びついているため、刺激が伝わり歯の健康を維持できるでしょう。

 


治療のデメリット
どのような治療にも、メリットとデメリットの両方があります。よく理解し、自分がよいと思える治療法を選択しましょう。


1.自由診療で治療費が全額自己負担となる
インプラント原則、保険適用外の治療です。本数が増えれば増えるほど、治療費は高額になるでしょう。その点、義歯やブリッジは材質次第で保険が適用されます。
費用を第一に考える方は、ほかの治療法にも着目してみてください。


2.治療が長引く可能性がある
歯槽骨へインプラント体を埋入したら、うまく結合するまで3ヶ月程度の経過観察が必要です。
また骨造成が必要となると、1年近くかかることもあります。これも、インプラントならではの懸念点といえるでしょう。


3.骨量不足の場合は骨造成が必要
事前検査で骨量や厚みが不足しているとわかったら、先に骨造成をしなければなりません。歯科医院によっては骨移植や骨造成に対応していないこともあり、転院が必要になるケースもあります。

 


まとめ
スマイル歯科クリニックでは、患者さまの色々なニーズにお応えできるよう最新機器を導入しています。CTを用いて事前検査を行い、骨造成(GBR法)が必要な場合は当院の医師が責任を持って処置いたします。
また「ショートインプラント」といって、これまでより短いインプラントも取り扱っています。
幅広い症例に対応していますので、補綴治療を考えている方はぜひ一度ご相談ください。

投稿者: スマイル矯正歯科

2022.10.10更新

笑顔の夫婦

 


むし歯や歯周病といった口腔トラブルで奥歯を失くした場合、これまでは義歯やブリッジで補うのが一般的でした。しかし近年は、インプラントを選択する方が増えています。違和感や噛みにくさなど、従来の補綴治療にあったデメリットを解消してくれるのが、まさにこの治療です。
今回は奥歯のインプラントについて、ほかの補綴方法との違いとともに解説します。

 


奥歯をインプラントにするときの注意点
まずは、治療時と治療後における注意点をそれぞれ解説します。


治療時に気を付けるべきこと
何より重要なのは、事前のカウンセリングをきっちりと受けることです。独断で治療をするのではなく、患者の悩みや質問に丁寧に答えながら話を進めてくれる歯科医師のもとで治療を受けましょう。
とくに糖尿病や貧血、心疾患や骨粗しょう症などの既往歴がある方は要注意です。症状や服用中の薬の種類によっては、すぐに治療へ移行できないことがあるためです。喫煙習慣も、治療を左右する要因となりうるので注意してください。
もう一点、歯科医院の衛生管理や検査体制も大切なポイントです。インプラントは外科手術を伴うため、治療前にはCT検査が欠かせません。血管や神経の位置を把握しておかなければ、手術中に傷付けて感染を起こすリスクがあるためです。

もちろん、それと同時に歯科医師の高い技術も必要不可欠です。医療器具や検査の体制が整っており、かつ高い技術と豊富な経験を持った歯科医師を見つけましょう。


治療後のポイント
治療後に注意すべきなのが「インプラント周囲炎」です。症状が歯周病に類似しており、はじめは埋入したインプラントの周りの粘膜が炎症・出血を起こします。
腫れが進行するにつれて粘膜との隙間が深くなり、粘膜から膿が出て、やがてインプラントが脱落するでしょう。一般的な歯周病に比べて、進行速度が速いという特徴が見られます。
インプラント周囲炎は、歯垢(プラーク)や歯石に加えて歯ぎしりも原因となり得ます。日々のブラッシングを徹底しつつ、定期健診を受けてプロによるクリーニングを受けましょう。悪習癖やインプラントの以上の有無を、定期的に確認してもらうことが大切です。

 


ほかの補綴方法について
ほかの選択肢として挙げられるのが「義歯」と「ブリッジ」の2種類です。
それぞれの特徴を紹介します。


義歯(入れ歯)
欠損部分に人工歯を補う治療です。土台を埋め込むわけではないので、残存歯にバネを掛けて人工歯を支えなければなりません。原則としてどの位置の歯にも対応でき、保険適用で治療できる点がメリットです。また患者さま自身で着脱可能なので、比較的容易にメンテナンスができます。
一方で義歯には、独特の締め付け感があるので生活しづらいと感じることがあります。また天然歯の2~3割程度しか噛めないため、うまく適合しないと痛んだり外れたりするでしょう。さらに義歯の場合は、顎骨へうまく刺激を与えられません。その結果、骨が徐々にやせて口元の印象が少しずつ変化していきます。


ブリッジ
その名の通り、欠損部分の両端の歯を土台として「橋のように」歯を掛ける方法です。最奥の歯を失くした場合、奥に土台がないのでブリッジは選択できません。義歯に比べて安定感があり、噛み心地に違和感が生じにくいという利点があります。また材質によっては、保険適用で治療できるでしょう。
ただブリッジは、土台となる歯に大きな負担をかけます。まず治療の段階で、土台となる歯を削る必要があり、細菌感染のリスクが少なからず生じるでしょう。健康な歯を削るということに、抵抗がある方もいらっしゃるはずです。また過ごしているうちに土台へ力がかかって痛みが出たり、構造上どうしても生じる隙間が口腔トラブルを引き起こしたりするというデメリットも挙げられます。

 


奥歯と前歯の治療は何が違う?
奥歯と前歯とでは、治療にどのような違いがあるのでしょうか。
答えはズバリ「治療の難易度」です。
前歯の顎骨は骨量が少ないため、埋め込んだインプラントが定着しにくいという難点を抱えています。もし骨量が不足している場合は、骨造成術などで骨を増やす処置が必要です。
そのため一般的には、奥歯に比べて難易度が高いといえるでしょう。

 


インプラントができない症例とは?
インプラントはさまざまな点に優れた補綴治療ですが、中には適用できない症例もあります。
代表的なものとして挙げられるのが、骨粗しょう症などによる顎骨のもろさの問題です。埋入しても固定できないため、治療を断念せざるを得ません。また服用できる薬が限られる妊婦や、骨格が未完成の子どもも治療が困難です。
さらに糖尿病や貧血、心疾患などの既往歴がある方もすぐに治療できない可能性があります。内科のかかりつけ医と連携し、適切なタイミングで治療を始める運びとなるでしょう。
インプラントが定着しにくく、インプラント周囲炎を起こすリスクが高いとされる、喫煙習慣のある方も要注意です。事前のカウンセリングで正直に話し、今後どのような計画で治療を進めていくのか歯科医師と話し合いましょう。

 


まとめ
奥歯の補綴治療について、挙げられる選択肢や注意点を紹介しました。
次回は、インプラントのメリットとデメリットを中心に解説します。ぜひご覧ください。

投稿者: スマイル矯正歯科

2022.09.30更新

 検査

インプラント治療を希望する方には、まずカウンセリングや精密検査を行います。
レントゲンや歯科用CTを用いて顎骨の状態や形状をチェックし、結果をもとに治療計画を立てるという流れです。
具体的にどのような検査を行うのか、詳しく解説しましょう。

 


顎や口の中の検査
視診と触診を行い、残存歯や口腔内全体の衛生状態、歯並びや噛み合わせ、口腔トラブルの有無、欠損部の状態などをチェックします。
あわせてインプラントに悪影響を与えうる、歯ぎしりや顎関節症、口腔内乾燥性などの危険因子がないかどうかも確認します。
検査の内容が少し多いと感じた方もいるかもしれませんが、事前に患者さまの口腔内を把握することは非常に重要です。確認を怠って治療を進めると、のちのち大きなトラブルを引き起こすリスクがあるためです。
例えば、歯と歯肉の境目にある「歯周ポケット」と呼ばれる溝を測定しますが、溝が深いと歯周病が進行している可能性があります。またプラークや歯石が歯に多く付着していると、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
これらに該当する場合は、初めにむし歯や歯周病の治療を実施したのち、インプラント治療へ移行する流れになります。

 


模型を用いた検査
患者さまの歯型を取り、診断用の模型を作製します。
完成した模型をもとに、欠損部の形状や大きさに異常がないか確認します。
インプラント体をどこに何本埋め込むか、といったことも、模型上でチェックできます。

 


各種X線検査
X線を用いた画像診断で、歯槽骨の状態を確認するという検査です。まず、外側から撮影する「パノラマX線検査」では、口腔内全体をチェックします。次に薄いフィルムを口腔内へ入れる「デンタルX線検査」では、部分的な確認ができます。
いずれも写真はデジタル化されるので、診察室やカウンセリングルームで患者さまと一緒に確認できます。普段は見えない口腔内の状態を、患者さま自身が把握できるきっかけにもなるでしょう。


また歯科用CTでは、顎や顔の解剖学的構造や口腔内の状態を3Dで確認できます。歯槽骨の状態も立体的にわかるので、手術できる状態であるか否かが瞬時にわかるでしょう。血管や神経が通っている場所や、骨造成の必要性なども正確に把握できます。
なお歯科用CTは、全身用CTの10分の1の被ばく量とされています。仮に365日浴びても健康被害が起こる心配はないので、どうぞご安心ください。


ここまで色々と検査の内容を紹介しましたが、これらの検査で得られたデータをもとに、インプラントをどこへどのように埋入すべきか判断します。デジタルデータだけでなく、模型も活用することで、状態をより正確に確認できます。
十数年前は歯科用CTを用いる歯科医院が少数でしたが、近年は多くの歯科医院で導入されています。
スマイル歯科医院でも歯科用CTを取り入れており、安全かつ正確な治療計画の作成に努めていますのでご安心ください。

 


機器を用いたシミュレーション
近年コンピュータを用いた、インプラント体埋入のシミュレーションが普及しています。
CT撮影による複数のデータを画像処理し、コンピュータ上で平面的・立体的にシミュレーションするのです。
詳しい手順を紹介します。


【シミュレーションの手順】
1.上顎の骸骨で鼻腔・上顎洞・切歯管、下顎の骸骨でオトガイ孔・下顎管・口底部の解剖学的位置を、平面的・立体的にチェックする
2.どの種類、大きさのインプラントを、どこへ何本埋入するのか検討する
3.アバットメントの種類や大きさ、角度や深さなどを検討する
4.被せ物の様式を決め、骨造成や移植の必要性があるかどうか確認する
5.外科手術の実施
検査で得たデータをもとに、いかに正確な治療計画を立てるかという点が重要なポイントです。患者さまへの負担軽減にもつながるでしょう。

 


まとめ
インプラントを行う場合は、事前に様々な検査が必要です。少し大変かもしれませんが、安全かつ正確な治療計画の提案には欠かせないプロセスです。
少しでも患者さまの負担を減らせるよう、スマイル歯科クリニックでは丁寧な説明と対応を心がけています。インプラント治療を検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。

投稿者: スマイル矯正歯科

2022.09.20更新

入れ歯


今回も引き続き「インプラント」をテーマに取り上げ、予防法について解説します。


ダメになる前に予防を!
インプラントを長持ちさせるには、口の中を清潔に保つことが一番です。そのために必要なことを、詳しく解説します。


定期的なメンテナンス
インプラントの周囲の歯や歯肉にプラークがつくと、感染症を起こして脱落する可能性があります。「インプラント治療が完了したから終わり」ではなく、その後も定期的に歯科健診を受けて口腔内を清潔に保ちましょう。歯科健診では、専門の器具を用いた歯科クリーニングを受けられます。自宅のブラッシングでは対処できない、歯石もキレイに落とすことが可能です。また、色々な感染症の早期発見にもつながります。
先延ばしにせず3~6ヶ月に一度を目途として、定期的に受診しましょう。


このような悪習癖や日常習慣はありませんか?
埋め込んだインプラントは骨と結びつくことで、天然歯のような咬合力を手に入れます。
骨を弱くする悪習癖や、日常習慣は極力減らすよう努めましょう。

具体的に、次のようなものが挙げられます。


・食いしばりや歯ぎしりなどの悪習癖


食いしばりや歯ぎしりは、患者さま自身が無自覚のケースが大半です。第三者から指摘された場合は、早めに歯科医師へ相談しましょう。
マウスピースの装着などにより、症状を改善できる場合があります。


・喫煙習慣


喫煙の習慣がある方はインプラントが骨と結合しにくく、さらに感染症になりやすい傾向があります。
喫煙をしている方は唾液量が少ないので、インプラント周囲炎になると進行するのも早いです。
治療を機に、禁煙をしたり本数を減らしたりするのがよいでしょう。

 


歯科医院選びは慎重に!
インプラント治療は保険が適用されないため、費用が高額になりがちです。少しでも安くすませたい気持ちが大きいと思いますが、費用だけを見て歯科医院を決めるのは危険です。
歯科医師の実績や症例、歯科医院の設備や環境などをしっかりとチェックした上で、慎重に選びましょう。
複数の歯科医院で無料カウンセリングを受け、比較検討するのもおすすめです。重視する点があれば、カウンセリングの際に確認しましょう。

 


インプラントがダメになった場合の対処法
何らかの理由でインプラントが使えなくなったら、まずは手術でインプラント自体を取り除きます。手術には歯槽骨まで抜くケースと、被せ物だけを取り除いてキャップを装着するケースの二通りがあり、重度でなければ再手術でインプラントの埋入が可能です。
ただ、費用も再度発生します。費用面がネックとなる場合は、ほかの補綴方法を検討しましょう。
ほかの選択肢として入れ歯やブリッジなどが挙げられますが、部分入れ歯はあまりおすすめできません。


隣接する歯へバネを引っかけて支えるため、大きな負担がかかるからです。また部分入れ歯の対合歯がインプラントである場合、入れ歯が擦り減るリスクもあります。
各治療のメリットやデメリットを考慮した上で、ご自身の口内環境に合った方法を選択しましょう。

 


まとめ
インプラントを長持ちさせるには、治療後の適切なケアが必要不可欠です。信頼できる歯科医院を見つけ、定期的に健診を受けましょう。複数の歯科医院のホームページを確認し、比較検討するのが望ましいですね。

投稿者: スマイル矯正歯科

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