スマイル矯正歯科BLOG

2022.05.30更新

口元が膨らんでいることに対して、コンプレックスを抱いている方もいらっしゃると思います。解決策として美容整形などの手法が考えられるかもしれませんが、今回の記事ではそれ以外の治療法についても探していきますので、ぜひご参考にして下さい。

 

女性の横顔

 

口元の肥大について知ろう

口元が膨らんでいる理由として、アデノイド肥大が原因になっているケースがあります。この症状による顔の変形を、通常はアデノイド顔貌と言います。
喉の附近にあるアデノイドが肥大することで顔のバランスが崩れてしまいます。アデノイドとは、鼻から喉にかけてのリンパ組織のことを指します。扁桃腺とは異なりますので気をつけましょう。

 

口元の肥大を改善する方法

 

矯正により改善する
口元が肥大しているアデノイド肥大は、矯正をすることで改善することが可能です。口呼吸が起きる要因に歯並びの悪さが挙げられる場合、矯正治療により歯並びを整え、口呼吸から鼻呼吸へと変えていきます。そして、前歯が前方に大きく出ている場合は、矯正装置によっての歯並びの調整が出来ます。
歯列矯正は1〜2年以上の時間をかけて治療を行うので、時間や費用が大きく必要ですが、歯の噛み合わせにトラブルが生じやすいアデノイド顔貌の方には、外見も噛み合わせも一緒に治療出来るので一石二鳥です。
そして、口内の症状によっては歯列矯正だけでは治療が困難な場合もあります。この場合は外科手術を実施して改善すれば、噛み合わせや外見のトラブルは少なくできるでしょう。

 

呼吸法を変えてみよう

アデノイド肥大が要因となる様々な問題を発生させない為にも、少しずつ口呼吸を鼻呼吸に変更してみましょう。口呼吸は、口周辺の筋肉が緩む要因となり、それが悪影響を及ぼして不正咬合などに繋がりやすくなります。口呼吸から鼻呼吸へと変える意識をし、口周辺の問題をできる限り防止するように気をつけましょう。ドラッグストアで、鼻呼吸をしやすくする為のマスクや、口を防ぐためのテープを購入できます。

 

口元の肥大の症状・原因について

 

①鼻の下が伸びたように見える

アデノイド肥大になると、鼻の下が伸びるように顔のバランスが歪む場合があります。それが悪影響を与えて、顔全体が長く見えるケースもあります。また、傾向として鼻の高さが低い方が多いのが特徴です。こちらの方に関しても、口呼吸をすることで口周辺の筋肉が弱くなってしまうことが要因とされています。

 

②口元の筋肉が衰えている
アデノイド肥大になると、口周辺や頬の筋肉が衰えてしまいがちになります。口が空いている習慣が身についている方もいらっしゃいます。

 

③歯並びが不正である
アデノイド顔貌の方は、アゴが小さいことで歯並びが歪んでしまいます。また、下のアゴが小さすぎることから噛み合わせが不正の方が多いです。これは、アゴが小さいた全ての歯が綺麗に並ぶ空間が失われ、歯が前後に生えてしまうなど歯並びが悪化する場合があるためです。

 

④噛み合わせが深くない
アデノイド顔貌のケースでは、顔が面長に見える、下のアゴがほとんどない場合がある為、上のアゴが充分に下のアゴにかぶさることができず、噛合せが全体的に深くないと言えます。

 

⑤下唇の大きさが厚く見える方も
アデノイド顔貌の人はアゴのサイズが小さくて、下唇が下に引き伸ばされたようなケースがあります。その為、下唇が結果として厚く見えてしまうケースがあります。また、下唇がめくれているような外見になる方も多くいらっしゃいます。

 

⑥上のアゴが下のアゴより手前にきている
アデノイド肥大の方は、口呼吸になっている為、口を常に小さく開けています。その為、口周辺の筋肉が弱くなります。それにより下のアゴが発達せず、下アゴが小さく後退しているケースがあります。

 

⑦アゴの横幅が狭い方
アデノイド顔貌の方は、上下のアゴとも横幅が狭いケースがあります。下アゴのサイズが小さいという場合もありますが、全体的にアゴが小さいです。

投稿者: スマイル矯正歯科

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