スマイル矯正歯科BLOG

2022.04.30更新

年齢が重なる度に歯並びが悪くなる理由について

歯並び画像

 

①日頃の生活習慣が悪いから
固くない食べ物ばかり咀嚼している、気づいたら爪を噛んでいる、姿勢が歪んでいる、頰づえをしてしまうといった悪習慣やクセが要因で、噛み合わせが悪化するケースになる場合がございます。

 

②親知らずの影響で乱れる
歯が永久歯へ生え変わった後に、多くの方が抜くことを考える親知らず。親知らずを抜歯することでアゴに空間が生まれるため、歯並びが移動してしまいます。それが悪影響を及ぼし、歯並びが歪んでしまう方向へ移動してしまうリスクもございます。また、親知らずを放置していると、後ろから前へと奥歯から圧力が発生します。その場合、それが要因で歯並びが歪んでしまう場合もございます。

 

③口内環境の悪化
口内環境が悪化して歯周病が生まれると、歯茎の中に埋入している歯である、歯槽骨が溶解する可能性があります。歯槽骨が要因で噛み合わせに歪みが生まれ、歯並びがズレてしまうことがあります。動いてしまっている歯があれば、歯周病を疑いましょう。歯周病になってしまうと、初期症状で歯茎に埋入するように浅く沈んでいくので、無意識のうちに悪影響を受けているケースもあります。

 

歯並びによる不調について

 

①細菌が繁殖しやすくなる
歯並びが悪化していると、歯周病や虫歯に繋がりやすくなります。これは、歯並びが悪化しているせいでブラッシングの時に綺麗に掃除することが出来なくなります。食べカスが残りやすいことが関連しています。食べカスがたまっている状態をそのままにすれば、虫歯菌や歯周病菌が広がり、虫歯や歯周病の発生源になります。歯周病が発生すると、歯茎が下がってしまうケースもございます。丁寧にブラッシングをしている方でも、歯並びが歪んでいる人とそうでない人では、その確率は異なります。

 

②口臭が気になってくる
歯並びが悪化しているとブラッシングによるケアを隅々までやらない場合があります。前述の通り、歯並びが歪んでいるとブラッシングが行き届かないため、食べカスがたまります。細菌が増えれば、それが口臭の要因になることもあります。丁寧にブラッシングしているつもりでも、歯並びが歪んでいるとどうしても汚れを落としきれない箇所が発生します。口臭の原因が歯並びの場合は、このタイミングで整えると良いでしょう。

 

歯並びの歪みを予防・改善

 

①歯列矯正のすすめ
歯列矯正を施して悪化している歯並びを整えれば、年齢と共に徐々に悪くなる歯並びを予防できる可能性が出てきます。以前歯列矯正をしたことがある方も、再度歯並びが悪化しているケースがあります。矯正後の歯に少しでも違和感を感じる方は、症状の悪化を防ぐためにも、可能な限り早期に治療することが重要です。
歯の症状によって色々な矯正方法がある為、興味を持ったら一度歯医者さんを訪問すると良いでしょう。例えば、ワイヤーとブラケットなどによる一般的な矯正方法もございますが、マウスピースなど、容易に取り外しが可能で比較的簡単に治療できる矯正方法もございます。

 

②様々な歯列矯正
ワイヤーやブラケット以外にも、歯列矯正の中には、歯を部分的に矯正する部分矯正というものや、歯の裏側に器具を装着して目立ちにくくする裏側矯正などもあります。

 

③生活習慣の乱れに注意
歯並びの悪化を可能な限り予防には、バランスの良い食事や、歯に大きな力が加わらないよう気をつけることが重要です。柔らかい食べ物ばかり食べるのではなく、ちゃんと噛む必要がある肉や魚、や食物繊維豊富な野菜を食べましょう。ダイエットで過度な食事制限をしている方は、噛む回数が不十分になりやすいです。アゴをしっかり鍛えるためにも、食事はしっかり摂取しましょう。
そして、睡眠を十分に取り、歯ぎしりなどで睡眠が浅くなることのないようにすることも肝心です。

 

投稿者: スマイル矯正歯科

2022.04.20更新

交叉咬合って何?


一般的に、上にある歯は下にある歯よりも多少外側に出ているものです。しかし交叉咬合は、奥歯の噛み合わせが左と右で歪んでいる状態を言い、クロスバイトやすれ違い咬合と呼ばれるケースもございます。
交叉咬合は、左と右の奥歯全体が歪んでいるケースもあれば、左と右のどちらかが歪んでいるケースもあります。例えば、右側の上にある奥歯が下にある奥歯よりも内側に生えている状態で、左側の奥歯は正しい噛み合わせである場合や、左右の両方とも上にある奥歯が下にある奥歯の内側に生えているパターンも存在します。これらのケース以外にも、左右に限らず、一部分の歯の場所だけが歪んでいる可能性もあります。

 

歯が痛い画像


交叉咬合は何故起きるのだろう?

 

①骨格や歯の成長過程による原因
左右のバランスが取れていないアゴの成長。他にも、指をしゃぶったり舌で歯を押す、口で呼吸をしたり頬杖をよくするなどの悪習慣が原因です。


②事故などの外的な原因
顔の周辺に強く大きい衝撃を受けた場合や、歯を治療するための被せ物や差し歯が、適切な箇所に装着できていない。

 

③先天的な原因

両親の遺伝から受け継がれているアゴの骨格が歪んでいた場合

 

交叉咬合を放置した場合の影響は?

 

交叉咬合が外見に出ていない場合は、それほど不自由を実感しづらい為、交叉咬合を放置してしまう方もいらっしゃいます。しかしながら、交叉咬合は身体に色々な影響を与えます。例えば、十分に物を咀嚼することが難しかったり、円滑に物を飲み込むことが出来ない、口内環境が悪くなり歯周病などが発生する等のリスクが高まります。

 

歯列矯正で交叉咬合を改善しよう!

 

矯正器具を駆使して上あごの骨を横の方向へ広げたり、歯の場所を横に移動させることで、正しい噛み合わせへ変えていくことが出来ます。下記のような矯正器具を活用して、交叉咬合の治療を進めていきます。

 

①拡大床について
器具に装着されているネジの効果により、歯自体を横に広げることが可能です。飲食の際やブラッシングの際は器具を外せますが、クワッドヘリックスと比較すると拡大させる力が強くない為、矯正期間が長期化するケースがございます。

 

②マウスピースについて
症状が軽いケースでは、取り外しが出来る為、周囲からも自然に見えるマウスピース矯正で治療することが可能です。

 

③急速拡大装置について

器具に装着されていネジの効果によって、上あごの骨を横に広げることが可能です。固定式であるため自ら取り外すことは難しいですが、マウスピース同様に周囲から自然に見える特徴があります。歯科医院で急速拡大装置を装着した後に、専用のネジを使用して自らネジをまわし、骨に与えている力を徐々にあげていきます。

 

④クワッドヘリックス
アゴの内面に針金の装置を装着して、ワイヤーの特徴を駆使して歯そのものを横に広げる物です。患者さまご自身で取り外すことは出来ません。

 

治療にはどれほどの時間と費用が必要なのか

 

治療に必要な期間は個人差はございますが、軽い場合で約1年半、重い場合で約3年と言われております。
矯正治療は厚生労働大臣が定める疾患によって施術したものや外科手術を必要とする顎変形症前後の場合は保険診療が適用される症状もございますが、一般的には保険の適用外で自由診療となると認識して下さい。
正確な矯正治療の期間と掛かる費用については、患者さまの症状の進行具合や選ぶ治療方法によっても異なります。まずは歯科医院で相談してみましょう。そして、保険診療の対象の歯列矯正を受ける為には、決められた機関で一通りの治療を受けることが条件です。

 

場合によっては歯を抜く可能性があります。

交叉咬合の程度が思い場合は、矯正治療後に全ての歯をアゴに収めることが困難と診断されたケースでは、歯を抜いてから矯正を実施します。そして、歯を抜いても改善が見込めないと判断された場合、外科手術という形で矯正治療を実施する場合もございます。

投稿者: スマイル矯正歯科

2022.04.10更新

クリアアライナーとは、厚さが約0.5mm程度の透明なマウスピースのような器具を使用して歯並びの不正を治療する方法です。今までのワイヤーやブラケットを使用した矯正より目立たなく、今までのマウスピースと比較しても透明度が高いため、周りの人の目を気にしない歯列矯正をすることが出来ます。

 

クリアアライナー

 

クリアアライナーの良いところ5つ

 

①食事やブラッシン時に取り外し可能
今までのワイヤーブラケットを使用した歯列矯正では、一旦取り付けた装置は基本的に装着したままで、外すことができませんでした。それに対してクリアアライナーは、歯科医師によって取り外さなくても、自分の手で装置を外すことができます。食事やブラッシング、写真の撮影など、矯正器具が邪魔になる際には、容易に取り外して必要に応じて脱着しています。

 

②矯正を目立たなく出来る
クリアアライナーの装置は、大変薄い樹脂製で出来ており、とても透明度が高いのがポイントです。この素材の効果により、取り付け時は目立ちにくいという利点が生まれます。
他のマウスピースと比較すると歯と歯肉の間で切られている為、笑顔になるとその境が目立つ場合がございますが、クリアアライナーを使用すれば歯肉を少しカバーすることが出来ので、笑顔の状態でも矯正器具が目立つことがありません。

 

③同時に虫歯治療を行うことが出来る
取り外しが可能で1〜2週間毎に新しい器具に取り替えるクリアアライナーの特性上、矯正治療を継続しながら、虫歯などの治療を同時に実施することが可能です。
クリアライナー以外のマウスピース矯正の場合は、一度器具を製作したら、歯の形状が変化するような虫歯治療は困難ではございますが、常に新しい器具に交換するシステムのクリアアライナーであれば、歯が減っていく治療なども制限なく受けることが出来ます。

 

④口の中にダメージを与えにくい
クリアアライナーに使用する器具は硬くない樹脂製で出来ております。その為、その他の矯正器具と同様に口内にダメージを与えづらく、口内炎などを同時に起こす可能性が低いのも特徴の一つと言えます。

 

⑤ホワイトニングと一緒に治療可能
クリアアライナーでは装置を駆使して、歯列矯正と同じ様に歯のホワイトニングを並行で治療することもできるという特徴があります。歯の整列だけではなく、歯の色についても気になるという方に、特に推奨できる矯正治療です。

 

クリアライナーの注意点4つ


①矯正器具に色が付く可能性がある
クリアアライナーの器具は、樹脂製である為、飲食物により色が付着してしまう可能性があるので注意しましょう。基本的には、クリアアライナーの歯列矯正では1〜2週間で新しい器具へ交換するため、着色しているアライナーをそのまま長期的に使用する必要性はございません。


②その都度歯型を取り直す必要がある
クリアアライナーは、1〜2週間で新品の器具を製作して取り替える必要があります。患者さまが理想とする歯並びに徐々に近づけていく矯正治療です。それにより、頻繁に歯科医院に通って、通院ごとに歯型を取り直す必要がございます。

 

③口内環境によって違う手法が良い
クリアアライナーを使用した歯列矯正は、前の歯をわずかに移動させたい、歯の隙間を出来る限り閉じたいといった症状に適しています。しかしながら、歯を抜く必要がある歯列矯正や奥の歯を矯正する場合などには適さないと言う特徴がございます。

 

④装着時間を自己管理する必要がある
クリアアライナーは、1日約17時間は装着する必要がございます。装着時間を厳守できない場合は、理想の歯並びにする効果を得ることが出来ない為、治療が長くなってしまうリスクもございます。

投稿者: スマイル矯正歯科

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