スマイル矯正歯科BLOG

2022.11.20更新

子供の矯正
子どもの歯並びや噛み合わせについて、お困りの方はいらっしゃいませんか?
必要性や開始のタイミングについて、気になっている方もいらっしゃるでしょう。
今回は、小児矯正について詳しく紹介します。
発達途中でなければできない治療もありますので、子育て世代の方はぜひご一読ください。

 

 


歯列矯正の必要性
子どもの歯列や滑舌が気になるときは、早めにかかりつけ医へ相談しましょう。もし親御さまがあまり気にしていなくても、お子さまが口元をコンプレックスだと感じている場合は受診をおすすめします。
早めの受診をおすすめしているのは、小児矯正は永久歯が生え揃う前からスタートできるためです。中には、生え変わりの時期を利用しなければできない治療も存在します。
早期に治療を開始することで、将来抜歯をせず歯列矯正できる可能性が高まるでしょう。
目安としては、6歳頃からスタートするケースが多いです。症例によっては遅らせた方がよいこともあるので、まずはかかりつけ医に相談してください。

 

 


小児矯正をするのが望ましい歯列とは?
次のいずれかに該当する場合は、小児矯正を行うのが望ましいです。


1. 反対咬合(受け口)
2. 開咬(オープンバイト)
3. 上顎前突(出っ歯)
4. 乱杭歯(叢生)

  


1.反対咬合(受け口)
下の歯が前に突出した状態で、放置すると見た目以外に色々な悪影響を及ぼします。顎関節へ大きな負担をかけたり、磨き残しが生じて口腔トラブルのリスクが高まったりするでしょう。
遺伝だけでなく、悪習癖が原因で起こることもあります。

 


2.開咬(オープンバイト)
上下の前歯がうまく噛み合っていない状態です。口に入れたものをうまく咀嚼できないほか、顎関節症や発音の問題が生じる可能性があります。

 


3.上顎前突(出っ歯)
この歯列に該当する子どもは、平常時に口がポカンと開きがちです。
口元が突出して見た目に影響するほか、口腔内が乾きやすくなって口腔トラブルになるリスクが高くなるでしょう。

 


4.乱杭歯(叢生)
歯がデコボコとした状態のことで、ブラッシングしにくいのが最大の難点です。磨き残しが生じて、口腔トラブルを引き起こすリスクが高まるでしょう。

 

 


早期に歯列を整えるメリット
幼少期に治療を始めることで、次の5つのメリットが得られます。

 


1.滑舌が改善され発音がスムーズになる
歯列を整えることで、滑舌が改善され発音しやすくなります。
日常生活において、お子さまのサ行やタ行の発音が気になることはありませんか?それらの滑舌が悪い場合、歯並びに何らかの問題があるかもしれません。
滑舌の悪さや発音のしにくさが見られる場合は、治療をぜひ検討してください。

 


2.清潔な口腔状態をキープしやすくなる
不正歯列で歯間に隙間やデコボコがあると、食べかすが挟まりやすくなる上に磨き残しが生じます。
毎日ブラッシングを徹底していても、口腔トラブルを起こす可能性が高くなるでしょう。

小児矯正で早めに歯列を整えれば、清潔な口腔状態をキープしやすくなります。見た目だけでなく、健康を保つことにもつながるのです。

 


3.コンプレックスの解消につながる
口元にコンプレックスがある場合は、治療によって解消される可能性があります。
幼少期は気になっていなくとも、思春期になってコンプレックスだと感じ始めることもあるので早めの対処が理想です。親御さまとしても、お子さまには口元に自信を持って過ごしてほしいのではないでしょうか。

 


4.顎の偏りや歪みを改善できる可能性がある
顎が発達する時期に不正歯列や不正咬合を放っておくと、歪んだまま成長する可能性があります。治療のチャンスを逃した結果、顎や輪郭が変形して非対称な見た目になってしまうでしょう。
また顎の歪みは、背中や首の筋肉の緊張とも深く関係しています。全身の健康状態に悪影響を及ぼす可能性があるため、放置はおすすめできません。
早期に治療を開始することで、顎や輪郭が歪むことを防いで全身の健康を維持できるでしょう。

 


5.将来的に抜歯いらずで治療できる可能性が高まる
成人は、永久歯が生え揃って顎の発達も完了した状態です。そのタイミングで歯列矯正をするとなると、抜歯によって歯を並べるためのスペースを確保しなければなりません。
しかし子どもは、顎が未発達の状態です。成長を利用してスペースを確保できるため、非抜歯で歯列を整えられる可能性がグッと高まるのです。

投稿者: スマイル矯正歯科

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