スマイル矯正歯科BLOG

2022.03.10更新

抜歯の麻酔が切れたら食事をしても大丈夫

 

歯列矯正では抜歯をすることがあります。抜歯をした後はどのタイミングで食事をしても良いか不安に思っている方もいらっしゃると思います。

矯正の際に抜歯をするケースでは、部分麻酔を施して2〜3時間麻酔が効いている状態になります。この麻酔の効きが弱くなるまで食べ物を摂ることはやめましょう。その理由は、口周辺が麻痺している為、誤って舌を歯で挟んでしまうなど、別の支障をきたすケースがあります。

麻酔が効いている状態では、食べ物や飲み物を口から入れたとしても、口から溢れてしまうなど上手に口が閉じれなくなります。無理に食べ物を入れると、気管に入ってしまい不慮の事故に発展してしまうケースもある為、麻酔の効き目が消えるまで飲食はしないようにしましょう。

 

食事画像 

 

手術当日のおすすめの食事内容について

 

抜歯をする手術の当日は傷へダメージを与えないように配慮が大切になります。抜歯をした後は、かさぶたが完成する為、口に入れる物は口の中に傷を与えにくい固くない食べ物を食事に選ぶことを推奨しています。例えば、出来上がったかさぶたが剥がれてしまうと、傷口が回復しなくなってしまいます。抜歯後はかさぶたが剥がれないように気をつけて飲食をしましょう。おすすめの食事内容としては、柔らかい煮たうどんやお粥など口内に刺激を与えないものをお勧めしています。

 

手術翌日のおすすめの食事内容について

 

抜歯をした翌日も普段の食事と比較して食事内容に気をつけた方が良いでしょう。手術当日の食事内容と同じ様に、口内に刺激を与えないものや、固くない食べ物などがお勧めです。食事の内容については、お粥や煮たうどんが適しています。手術の翌日もかさぶたが剥がれない様に気をつけて食事をしましょう。

 

抜歯をした後に注意するべき具体的な飲食物

 

咀嚼する際に注意をするべき飲食物を具体的に挙げます。歯を抜いた時には気をつけて下さい。

 

・大きさが小さい食べ物

大きさが小さい食べ物は栄養価が高く身体に良い傾向がありますが、口の中に入った際に狭い場所に詰まってしまう可能性があります。食べ方に注意を払っても患部にゴマ等の大きさが小さい食べ物が挟まってしまう場合があります。

患部は歯ブラシなどでブラッシングすることが困難な箇所ですので、可能な限り大きさが小さい食べ物は避けましょう。おすすめは、口洗するだけでも食べ残しが流せるような食べ物を選択することを心掛けましょう。

 

・うどんや蕎麦などの啜る食べ物

麺類(うどんや蕎麦など)は啜って食事をする方が多いと思います。啜って食事をすることで食べ物をより美味しく感じ取れる時がございますが、啜った時に歯を抜いた後の患部に刺激を与えてしまうリスクがあります。

麺類(うどんや蕎麦など)の食事をする時には患部に気をつけることが重要です。おすすめの麺類の食べ方としては、蓮華やスプーンに麺を乗せて口に持ってくることで麺類を啜らない様に食べることが可能です。歯を抜いた術後当日や翌日に紹介した柔らかい煮たうどんなどについても、器に適量を分けて啜らずに食べることが大切です。

  

術前の食事スタイルに戻せるタイミングについて

 

患部の様子や痛みの程度を観察する

歯の抜き始めの出血や患部の痛みが治まったら、日頃の食事内容に戻すことを検討しましょう。もし患部が完治していないうちは、固い食べ物は避けて食事をしましょう。

 

歯科医院からの術後対応を遵守する

術前の食事内容に戻るタイミングは患部の治りを歯科医師にチェックしてもらって判断を遵守しましょう。歯を抜いた後には歯科衛生士さんや歯科医師から術前の食事に戻るタイミング教えて頂けます。

病院で処方された抗生物質は決められた通り飲むなど、指示に従って患部の回復を進めましょう。

投稿者: スマイル矯正歯科

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