スマイル矯正歯科BLOG

2022.01.20更新

授乳中の方や妊娠中の方でも歯列矯正をすることが出来ます。

また、歯列矯正の治療をしている間に妊娠する可能性も十分にあります。それは、一般的な歯列矯正には6ヶ月〜数年間の矯正期間が必要になり、

結婚式当日ゴールに歯列矯正を進める短期集中矯正の「ブライダル矯正」でも数ヶ月は期間が必要だからです。

妊娠

 

妊娠中でも歯列矯正は継続して良いのだろうか?

 

結論から言うと妊娠中の間でも歯列矯正の治療を行なっても問題ございません。矯正の方向が変わったり、色々な調整が加わることもなく治療を進められます。

しかし、患者様ご自身の健康状態に変化が生じた際は、治療の一部の方針を変える場合もあります。

例えば、妊娠が安定期に入るまで医師に報告をしない患者様もいらっしゃいますが、患者様ご自身や赤ちゃんに悪い影響が出てからでは一大事です。

家族の安全の為にも、妊娠が決まった後にはすぐに歯科医師へご報告しましょう。

 

妊娠中に口腔内で気を付けるべきことは?

 

口の中のトラブルは、通常時より妊娠中の方が多くなる場合があります。例えば、「妊娠性歯肉炎」と言うものが挙げられる為、普段から口腔内の環境は綺麗に保ちましょう。

また、妊娠中に限らずに産後の際にもホルモンバランスが変わり、歯周病の細菌も増加しやすく歯肉炎になるリスクが高くなりますので、しっかりしたケアが必要になります。

 

つわりで口内ケアが難しい場合には

 

つわりが原因で、歯磨きをすることが難しい場合には、無理に歯を磨かなくても大丈夫です。しかし、その状態が続くと口内環境の悪化に繋がるので、液状の歯磨きや適度なうがいが必要です。

つわりで体調が悪くても歯を磨きたいと言う場合には、子供用の歯ブラシを使うことを推奨いたします。ブラシ部分が小さい為、普段の歯ブラシよりも負担なく歯を磨くことが出来ることがメリットです。

 


妊娠中に矯正をすることは、冒頭でもお話しした通り問題ございません。

しかし、歯列矯正ではない治療の部分で控えた方が良いものが2種類あります。

それは、「レントゲン」の撮影と「麻酔」の使用です。この2つを歯科医院で行う場合は腹部から距離をとって口元周辺で行います。

胎児への影響は低確率ではありますが、念のために上の2種類に関しては避けることをお勧めいたします。

妊婦の患者様は細心の注意を払いながら、歯科医院と相談の上、治療を進めていきましょう。

それぞれの治療が無しでも大丈夫な理由を解説いたします。 

 

麻酔を控えても問題がない理由

 

歯列矯正をする場合の麻酔は、アンカースクリューと言われる特殊なネジを装着する場合のみです。アンカースクリューを使用した治療の場合は最初の段階がほとんどである為、妊娠が分かった後に治療を始める場合でない限り胎児に影響を与えることはない為、ご安心ください。


レントゲン撮影を控えても問題がない理由

 

歯科のレントゲンは、通常、治療を開始する前に撮影をする為、もし治療の最中に妊娠した場合であれば、特に問題が起きることはありません。

また、歯列矯正が開始した後の、6ヶ月〜1年のタイミングで2回目のレントゲン撮影を行いますが、治療の途中経過を確認することが一番の目的である為、省いても治療に影響はございません。

 

体調が優れない場合は歯列矯正を休みましょう

 

歯列矯正を予約していた場合に体調が悪化した時は、無理をせずに休みましょう。

体調が回復するまで療養をとり、歯科医院へ再度予約を行うことを推奨いたします。

 

歯列矯正中の妊婦が薬を使用する場合は?

 

歯列矯正の最中に痛みを感じた場合に薬を処方する場合があります。もちろん、痛み止めを服用する場合には妊娠中でも使用できる薬を処方します。

また、歯列矯正で痛みを感じるのは、治療を始めてすぐが多いため、治療がしばらく経ってから薬が必要になることは非常に少ないです。

投稿者: スマイル矯正歯科

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